韓国語で読む民主化:-는 한이 있어도で表す強い決意
韓国の民主化運動を題材に、-는 한이 있어도「たとえ〜することになっても」を学びます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
強い決意を述べる文章で使うのが、-는 한이 있어도です。「たとえ〜することになっても」「〜という代償を払っても」という意味を表します。
動詞の語幹に-는 한이 있어도を付け、後ろに揺るがない決意を続けます。감옥에 가는 한이 있어도 뜻을 굽히지 않겠다は「たとえ投獄されることになっても、意志を曲げない」、굶는 한이 있어도 자유를 지키겠다は「たとえ飢えることになっても、自由を守る」です。大きな代償を挙げ、それを受け入れてでも行動すると宣言します。
このレッスンでは、韓国の民主化運動を題材に文法を学びます。民主化運動は、市民が長年にわたって直接選挙や市民の権利を求めてきた歴史的な過程です。以前学んだ日常的な譲歩表現-어도に比べ、-는 한이 있어도は大きな代償と強い決意を表します。この章の漢江の奇跡についての読解に続き、韓国の現代史を通して表現を学びます。
まず、市民の運動や決意について話すための10語を確認します。
運動と決意を表す10語
「たとえ〜することになっても」:-는 한이 있어도
動詞の語幹に**-는 한이 있어도**を付け、「たとえ〜する事態になっても」と大きな代償を示します。主節では、それでも取る行動をはっきり述べます。誓いや決意を表す文法です。
감옥에 가는 한이 있어도 뜻을 굽히지 않겠다 = 「たとえ投獄されることになっても、意志を曲げない」 굶는 한이 있어도 자유를 지키겠다 = 「たとえ飢えることになっても、自由を守る」 모든 걸 잃는 한이 있어도 진실을 말하겠다 = 「たとえすべてを失うことになっても、真実を話す」 비난을 받는 한이 있어도 물러서지 않겠다 = 「たとえ非難されることになっても、引き下がらない」
普通の譲歩表現-어도は、비가 와도「雨が降っても」のような日常的な障害にも、重大な事態にも使えます。-는 한이 있어도では、犠牲や困難を受け入れてでも行動する覚悟を強調します。投獄・飢え・破滅などを挙げる演説・宣言・誓いによく合いますが、日常会話で決意を強く述べるときにも使えます。
短い読解:決意を表す演説
強い決意を述べる短い演説文を読みます。これは学習用に作った架空の文章で、実在の人物の発言を引用したものではありません。文法と語彙に注目してください。
시민 여러분, 우리는 오늘 이 자리에 두려움을 안고 섰습니다. 그러나 감옥에 가는 한이 있어도, 우리는 침묵하지 않을 것입니다. 자유와 권리는 누군가 거저 쥐여 주는 것이 아니라, 우리 손으로 쟁취하는 것입니다. 모든 것을 잃는 한이 있어도, 다음 세대에게 더 나은 내일을 물려주겠다는 이 약속만은 결코 굽히지 않겠습니다.
市民の皆さん、私たちは今日、恐れを抱きながらこの場に立ちました。しかし、たとえ投獄されることになっても、私たちは沈黙しません。自由と権利は、誰かが無償で与えてくれるものではなく、私たち自身の手で勝ち取るものです。たとえすべてを失うことになっても、次の世代によりよい明日を残すという、この約束だけは決して破りません。
民主化運動の意味について話す
2人が民主化運動の意味について話します。学んだ表現の使い方を見てください。
감옥에 가는 한이 있어도と모든 걸 잃는 한이 있어도は、どちらも、決意を述べる前に大きな代償を挙げています。この会話は歴史的な過程を題材に、参加した人々への敬意を保ちながら表現を練習するものです。政治的な立場の主張を目的としたものではありません。
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Q 1 / 5よくある質問
-는 한이 있어도はどんな意味で、どのように作りますか。
-는 한이 있어도は「たとえ〜することになっても」という意味で、重大な事態になっても決意を変えないことを表します。動詞の語幹に現在連体形の-는を付け、한이 있어도「〜する場合があっても」を続けます。
감옥에 가는 한이 있어도は「たとえ投獄されることになっても」、굶는 한이 있어도は「たとえ飢えることになっても」、회사를 그만두는 한이 있어도は「たとえ会社を辞めることになっても」です。前の節で大きな代償を挙げ、主節で、それでも取る行動をはっきり示します。
強い決意を表すため、誓い・演説・宣言などでよく使います。
-는 한이 있어도と、普通の-어도「〜しても」はどう違いますか。
どちらも「〜しても」と訳せますが、-는 한이 있어도のほうが決意がずっと強く響きます。-어도は、비가 와도 간다「雨が降っても行く」のように、前の条件にかかわらず後ろの内容が成り立つことを表します。
一方、-는 한이 있어도は、投獄・飢え・破滅・死などの大きな代償を想定し、それを受け入れてでも行動する意志を強調します。모든 걸 잃는 한이 있어도は「たとえすべてを失うことになっても」です。
小さな不便に-는 한이 있어도を使うと大げさに響きますが、日常会話で冗談めかして強い決意を表すこともあります。
この文法を民主化運動と一緒に学ぶのはなぜですか。
韓国の民主化は、市民が長年にわたり直接選挙や市民の権利を求めてきた歴史的な過程です。その時代の演説には、どんな代償を払っても行動を続けるという決意が表れています。
-는 한이 있어도は、その姿勢を表すのに合う文法です。文脈の中で読むと、形だけでなく、表現が果たす役割も分かります。
なお、このレッスンの演説文は学習用に作った架空の文章で、実在の人物の発言を引用したものではありません。歴史的な過程を中立的に扱い、政治的な立場の主張ではなく、韓国語の学習を目的としています。