韓国語の謝り方:-느라고・-고 말다・-어야겠다の使い方
-느라고は何かに時間を取られてできなかった理由(공부하느라고 연락 못 했어요)、-고 말다は後悔する結果(늦고 말았어요)、-어야겠다は決意を表します。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
-느라고は、ある行動に時間を取られて別のことができなかった理由を表します。시험공부하느라고 연락 못 했어요は「試験勉強をしていて連絡できませんでした」です。-고 말다は後悔する結果を表し、그만 늦고 말았어요は「遅刻してしまいました」となります。-어야겠다は決意を表し、다음부터 조심해야겠어요は「次からは気をつけないといけません」です。 この3つを使うと、理由の説明、失敗を認める言葉、改善への決意をつなげて謝れます。
韓国語では、親しい相手への미안、丁寧な謝罪の죄송、改まった사과드리다など、相手との関係に合わせて言葉を選びます。最後に다짐(決意)を添えることもあります。실수하다(失敗する)や깜빡하다(うっかり忘れる)といった場面で、今回の3つの文法が役立ちます。
謝るときに使う単語
親しい相手への謝罪から改まったおわびまで、次の単語が使えます。
できなかった理由を伝える — -느라고
-느라고は、ある行動に時間や労力を使い、別のことができなかったときに使います。ポイントは、前後の主語が同じことと、後ろに通常、望ましくない結果が続くことです。
시험공부하느라고 연락 못 했어요 = 試験勉強をしていて連絡できませんでした 일하느라고 약속을 잊어버렸어요 = 仕事をしていて約束を忘れてしまいました 드라마 보느라고 시간 가는 줄 몰랐어요 = ドラマを見ていて時間がたつのに気づきませんでした 친구를 만나느라고 숙제를 못 했어요 = 友達と会っていて宿題ができませんでした
同じ人の行動が、別の行動を妨げているのがポイントです。そのため、못(できない)、잊어버리다(忘れてしまう)、시간이 없다(時間がない)と自然につながります。この課では、前後の主語を同じにして、望ましくない結果につなげる使い方を練習します。なお、相手の苦労を「〜して大変でしたね」とねぎらう言い方にも使えます。
〜してしまいました — -고 말다
-고 말다は、出来事がとうとう起きてしまったことを表します。多くの場合、日本語の「〜してしまう」に近く、望まなかった結果への後悔や、決着がついた感覚を伴います。
그만 늦고 말았어요 = 遅刻してしまいました 약속을 깜빡하고 말았어요 = 約束をうっかり忘れてしまいました 실수를 하고 말았어요 = ミスをしてしまいました 결국 울고 말았어요 = 結局、泣いてしまいました
늦었어요は「遅刻しました」と事実を伝えます。늦고 말았어요は「遅刻してしまいました」と、その結果を残念に思う気持ちも伝えます。
그만(つい、思わず)と一緒に使うと、不本意だったことがよりはっきりします。그만 깜빡하고 말았어요は、謝るときにも使う「ついうっかり忘れてしまいました」という表現です。
これからの決意を伝える — -어야겠다
謝罪の最後に決意を添えるときは、-어야겠다が使えます。「〜しなくては」「〜しようと思う」という意味です。必要性や義務を表す-어야 하다に比べ、その場でそうしようと決めた気持ちが前に出ます。
다음부터 조심해야겠어요 = 次からは気をつけないといけません 빨리 사과해야겠어요 = 早く謝らないといけません 이제 연락 자주 해야겠어요 = これからはもっとまめに連絡しようと思います 다시는 안 그래야겠어요 = 二度とそうしないようにしようと思います
약을 먹어야 해요は「薬を飲まないといけません」と必要性を述べます。약을 먹어야겠어요は「薬を飲まなくてはと思います」と、その場で感じた必要性や決意を表します。謝罪の最後の-어야겠다には、謝るだけでなく、これから行動を変えようとする気持ちを込められます。
理由の説明から決意まで、ひと続きの謝罪
3つの表現を使った、親しい友達同士の会話です。パンマル(韓国語のタメ口)なので、日本語訳もくだけた言い方にしています。
일하느라고で何に時間を取られていたかを説明し、깜빡하고 말았어で後悔する失敗を認め、미리 연락해야겠어で次からの決意を伝えています。理由を説明する、失敗を認める、改善を決意するという流れで、誠意が伝わる謝り方になります。
言い訳に聞こえない謝り方
理由よりも先に、おわびの言葉を置きます。미안해/죄송해요から始め、その後に느라고を使って短く理由を説明します。長い변명(言い訳)にならないようにするのがポイントです。
最後は어야겠다で決意を伝えると、正当化ではなく改善に話をつなげられます。변명하지 않을게요(言い訳はしません)と明確な다짐(決意)を添えるほうが、理由を並べるよりも誠意が伝わります。
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Q 1 / 5よくある質問
理由を表す-느라고と-아서/어서はどう違いますか。
-느라고は、ある行動に時間や労力を使ったため、別のことができなかったときに使います。前後の主語は同じです。
공부하느라고 연락 못 했어요は「勉強をしていて連絡できませんでした」です。後ろには通常、「できなかった」「忘れた」「逃した」など、望ましくない結果が続きます。
一方、-아서/어서は理由全般を表し、このような制限はありません。비가 와서 안 갔어요は「雨が降ったので行きませんでした」で、前後の主語が異なります。
同じ人が、ある行動に時間を取られて別の行動ができなかったと説明する場面には-느라고が合います。話し手自身の行動に限りません。
-고 말다は普通の過去形と何が違いますか。
-고 말다は、ある出来事がとうとう起きたことを表し、多くの場合、不本意な結果への後悔が加わります。늦고 말았어요は「遅刻してしまいました」で、単に事実を伝える늦었어요(遅刻しました)とは響きが違います。
그만を添えた그만 늦고 말았어요では、意図せずそうなってしまった気持ちが強まります。また、다 끝나고 말았어요(すべて終わってしまいました)のように、最終的な結末を表すこともあります。
過去の事実に加えて、後悔や「もうそうなってしまった」という気持ちを伝える表現です。
-어야 하다ではなく-어야겠다を使うのはどんなときですか。
-어야 하다は必要性や義務を表します。약을 먹어야 해요は「薬を飲まないといけません」です。
-어야겠다には、その場で感じた必要性や決意が加わります。사과해야겠어요は「謝らないといけません」で、今、そうしようと心に決めた響きがあります。
謝罪の最後の다음부터 조심해야겠어요(次からは気をつけないといけません)では、改善への決意を伝えられます。規則や必要性を述べるなら-어야 하다、自分の決意を述べるなら-어야겠다が使えます。