韓国語の-거든요と-잖아요の違い:友人に理由を伝える使い方
相手がまだ知らない理由を伝える-거든요(피곤하거든요)と、知っていることを思い出してもらう-잖아요(약속했잖아요)の違いを学びます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
-거든요は、相手がまだ知らない理由を伝えます。오늘 좀 피곤하거든요は「今日は少し疲れているんです」という意味です。一方、-잖아요は、相手も知っていることを思い出してもらう表現です。우리 약속했잖아요は「約束したじゃないですか」という意味です。
どちらも事情を説明する表現ですが、情報の扱い方が違います。-거든요は新しい情報を伝え、-잖아요は共有している情報を持ち出します。この違いは、自然に会話を続けるうえで大切です。
友人から조언(助言)を求められたり、何かをした理由を聞かれたりするときに、この2つを使い分けます。この課では、事情を説明する、友人を慰める、마음(心)の内を털어놓다(打ち明ける)といった場面を扱います。
悩みや気持ちを話すための単語
友人と「ちょっと相談してもいい?」と話し始める場面で使う言葉です。
相手がまだ知らない事情を伝える — -거든요
**-거든(요)**は、相手がまだ知らない理由や背景を伝える表現です。日本語では「〜なんです」のように訳せますが、ここでは新しい事情を説明する働きに注目します。
왜 일찍 가요? — 오늘 좀 피곤하거든요 = なぜ早く帰るんですか。— 今日は少し疲れているんです 요즘 바쁘거든요, 그래서 연락을 못 했어요 = 最近、忙しいんです。それで連絡できませんでした 저 그 가수 좋아하거든요 = 実は、あの歌手が好きなんです 어제 길을 걷고 있었거든요. 근데 갑자기… = 昨日、道を歩いていたんです。そうしたら突然…
相手が知らなかった理由を、-거든요で伝えています。왜?への答えにも、話の背景を先に説明する導入にも使えます。
相手に事情を打ち明けるような語感もあります。
お互いに知っていることを持ち出す — -잖아요
**-잖아(요)**は、相手も知っていることとして情報を持ち出し、思い出してもらったり、同意を求めたりする表現です。日本語の「〜じゃないですか」「ほら、〜ですよ」に近い使い方です。実際に相手が知っているとは限らず、例えば映画の面白さを、相手も認めるはずのこととして話す場合にも使えます。
우리 어제 약속했잖아요 = 昨日、約束したじゃないですか 그 영화 재밌잖아요, 같이 봐요 = その映画、面白いじゃないですか。一緒に見ましょう 내일 시험이잖아요. 공부해야죠 = 明日は試験じゃないですか。勉強しないといけませんね 그 식당 비싸잖아요. 다른 데 가요 = あのお店は高いじゃないですか。別の所に行きましょう
ここでは新しい情報を伝えるのではなく、相手が知っていることを思い出してもらっています。「すでに知っているはず」という前提があるので、-잖아요は初対面の人や先輩には押しつけがましく聞こえることがあります。親しい相手に、柔らかい口調で使うところから始めるとよいです。
親しい友人同士では、パンマル(韓国語のタメ口)の-잖아も日常的に使います。親しみが伝わるか、相手を責めるように聞こえるかは、口調や場面によって変わります。
どちらを使うか判断するには
目安は、その内容を、相手も知っていることとして話すかどうかです。新しく知らせるなら、-거든요を使います。
知っていることを思い出してもらうなら、-잖아요を使います。
피곤하거든요は自分が疲れていることを初めて伝え、약속했잖아요は2人でした約束を思い出してもらいます。この違いを意識すると、使い分けやすくなります。
友人に胸の内を話す
友人同士の会話で、2つの語尾の働きを見てみます。
힘들거든は、連絡がなかった理由を新しい情報として伝えています。우리 친구잖아は、友人同士という共有している事実を持ち出しています。一方は事情を知らせ、もう一方はお互いに分かっていることを思い出してもらう表現です。この違いが、短い会話の中にも表れています。
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Q 1 / 5よくある質問
-거든요と-잖아요の基本的な違いは何ですか。
-거든요は、相手がまだ知らない理由や事情を伝えます。왜 안 왔어요?
— 일이 있었거든요は「なぜ来なかったんですか。— 用事があったんです」という意味です。
一方、-잖아요は、相手も知っていることとして話題を持ち出します。우리 약속했잖아요は「約束したじゃないですか」です。
-거든요は「なぜ?」に新しい情報で答え、-잖아요は共有していることを思い出してもらいます。
新しい情報なら-거든요、共有している情報なら-잖아요という違いを意識すると、場面に合った表現を選べます。
-잖아요は失礼に聞こえることがありますか。
はい。「もう知っているはず」という気持ちが強く出ると、相手を責めるように聞こえることがあります。
어제 말했잖아요は「昨日、言ったじゃないですか」で、初対面の人や先輩に使うと、いら立ちが伝わる場合があります。親しい友人同士なら、그거 맛있잖아(それ、おいしいじゃん)のように自然に使えます。
まずは-잖아요を気心の知れた相手に、柔らかい口調で使ってみてください。年上の人や上司に事情を伝えるときは、-어서や-거든요などで、理由として説明する言い方も選べます。
-거든요は、質問への答え以外に話の導入でも使えますか。
はい。-거든요は理由を答えるだけでなく、話を理解するために必要な背景を先に伝えるときにも使います。
어제 길을 걷고 있었거든요.근데 갑자기…は「昨日、道を歩いていたんです。
そうしたら突然…」という意味です。この場合は「なぜ?
」に答えるのではなく、まず状況を説明して、続きへとつなげています。この働きがある-거든요は、言い訳だけでなく、日常の出来事を語るときにもよく使われます。