韓国語作文の因果表現:-은 나머지・-는다는 것이・-어 내다
-은 나머지(너무 긴장한 나머지 말을 잊었다)、-는다는 것이(줄인다는 것이 오히려 늘었다)、-어 내다(마침내 원인을 밝혀 냈다)で、行き過ぎの結果・意図とのずれ・達成を書き分けます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語の論述文では、原因と結果のつながりを明確にすると、本論の説明が伝わりやすくなります。-은 나머지は程度の強さが招く結果(너무 긴장한 나머지 말을 잊었다:緊張のあまり言おうとしたことを忘れました)、-는다는 것이は意図との食い違い(줄인다는 것이 오히려 늘었다:減らすつもりが、かえって増えました)、-어 내다は努力による達成(마침내 원인을 밝혀 냈다:ついに原因を突き止めました)を表します。
第4章の第3回です。韓国語能力試験(TOPIK)IIの作文54番に向けて、なぜ起こったのか、何につながったのかを説明します。
これまでに論点を問いの形で示す方法と、主張を一般化する方法を学びました。今回は、本論(본론)の中心となる因果関係を組み立て、主張に理由を添えていきます。まずは原因と結果を表す語彙を確認します。
原因と結果を表す単語10語
物事のつながりを分析する段落で使う語彙です。
〜のあまり — -은 나머지
原因となる行為や状態の程度が強く、そのために結果が生じたことを表します。動詞や形容詞に**-(으)ㄴ 나머지**を付けます。結果には、目立った変化や意図しない出来事、望ましくないことがよく続きます。
너무 긴장한 나머지 말을 잊어버렸다 = 緊張のあまり、言おうとしたことを忘れてしまいました 지나치게 서두른 나머지 실수를 했다 = 急いだあまり、間違えてしまいました 경쟁이 과열된 나머지 부작용이 나타났다 = 競争が過熱した結果、弊害が生じました 너무 기쁜 나머지 눈물이 났다 = うれしさのあまり、涙が出ました
連体形-(으)ㄴに続く表現です。긴장한、서두른は動詞の過去の連体形、기쁜は形容詞の現在の状態を表す連体形です。너무 / 지나치게とよく組み合わせます。程度の強さを示したいときに使い、通常の理由を述べるだけなら-아서/-어서で十分です。
〜するつもりが、かえって — -는다는 것이
ある動作をしようとしたのに別の結果になったという、意図と結果の食い違いを表すには、動詞に**-는다는 것이**を付けます。오히려とよく組み合わせます。
비용을 줄인다는 것이 오히려 더 늘었다 = 費用を減らすつもりが、かえって増えてしまいました 살을 뺀다는 것이 오히려 쪘다 = 痩せるつもりが、かえって太ってしまいました 돕는다는 것이 일을 더 키웠다 = 助けるつもりが、事態をさらに悪化させてしまいました 조용히 말한다는 것이 그만 소리를 질렀다 = 静かに話すつもりが、つい大声を出してしまいました
引用表現の-는다고 하다と関連する、는다는 것に主格助詞이/가の前者が続く形です。「こと」を表す依存名詞がパッチムで終わるため、この助詞を使います。오히려を添えると、結果が意図と逆になったことが際立ちます。例では動詞の語幹によって形が変わっている点にも注目します。意図して行った動作が、期待と異なる結果を招いた場面に使います。
努力して成し遂げます — -어 내다
努力や忍耐によって成し遂げたことを述べるには、動詞に**-어/-아 내다**を付けます。「困難があってもやり遂げた」という意味が加わります。
연구진이 마침내 원인을 밝혀 냈다 = 研究チームがついに原因を突き止めました 끝까지 고통을 참아 냈다 = 最後まで苦痛に耐え抜きました 결국 목표를 이뤄 냈다 = 最終的に目標を達成しました 온갖 위기를 견뎌 냈다 = あらゆる危機を乗り切りました
-어 버리다は完了を示し、文脈によって安堵などの感情を伴います(다 먹어 버렸다:全部食べてしまいました)。それに対し、-어 내다は、結果を努力して得たことに焦点を当てます。結論や、困難を克服した過程の説明に適しています。
原因と結果をつなぐ本論の段落
学業をめぐる競争の過熱をテーマに、作文54番(54-번)の本論(본론)を組み立てます。三つの表現を一段落で使った例です。
사교육 경쟁이 과열된 나머지 여러 부작용이 나타나고 있다. 성적을 올린다는 것이 오히려 학생들의 흥미를 떨어뜨린 것이다. 부모는 부담을 줄인다는 것이 사교육비를 더 늘리고 말았다. 그러나 일부 학교는 자기주도 학습으로 이 문제를 조금씩 극복해 내고 있다. 결국 경쟁의 과열이 어떤 결과를 초래하는지 냉정히 따져 볼 때이다.
程度が強すぎた原因(과열된 나머지)から結果へとつなぎ、善意の行動が裏目に出たこと(올린다는 것이 / 줄인다는 것이 오히려)を説明し、努力による克服(극복해 내고)を示しています。最後は、競争の過熱が招く結果を冷静に検討する必要性を述べて締めくくっています。原因の分析から対応へと進む構成です。
学習仲間と因果関係の段落を考えます
二人の受験者が本論(본론)を考える会話です。今回の各表現の使い方を確認します。
本論(본론)では、まず程度の強すぎた原因(-은 나머지)を示し、意図と逆の結果(-는다는 것이 오히려)を説明し、努力による達成(-어 내다)へとつなげられます。次のレッスンでは、対立する意見への反論を扱います。
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Q 1 / 8よくある質問
原因を表す-은 나머지と-아서/-어서は、どう違いますか。
どちらも原因と結果をつなぎますが、-은/-ㄴ 나머지は「〜のあまり」と、原因となる状態や行為の程度が強いことを示します。意図しない結果や望ましくない結果によく使います。
긴장해서 말을 잊었다は「緊張して言おうとしたことを忘れました」と原因を述べています。너무 긴장한 나머지 말을 잊었다は「緊張のあまり言おうとしたことを忘れました」と、緊張の強さに焦点を当てています。
動詞・形容詞の連体形-(으)ㄴに나머지を続ける、-(으)ㄴ 나머지の形を使います。긴장한、무리한は動詞の過去の連体形ですが、기쁜は形容詞の現在の状態を表す連体形です。
너무/지나치게とよく組み合わせます。通常の理由には-아서/-어서、程度の強さが招いた結果を示すときには-은 나머지を使い分けます。
-는다는 것이は何を表し、どのように作りますか。
-는다는 것이は、ある行動をしようとしたのに、意図と異なる結果になったことを表します。줄인다는 것이 오히려 늘었다は「減らすつもりが、かえって増えました」、돕는다는 것이 일을 더 키웠다は「助けるつもりが、事態をさらに悪化させました」という意味です。
語幹に応じて-는다고/-ㄴ다고 하다を使う引用の形と、는다는 것という形を関連付けて捉えられます。ただし、ここでは意図との食い違いを表す一つの表現として覚えると使いやすくなります。
主格助詞이/가のうち、ここでは子音の後に付く形を使います。会話では-ㄴ다는 게などの縮約形も使います。
오히려(かえって)を添えると逆の結果が際立ちます。作文では、善意の行動が裏目に出た過程の説明に役立ちます。
形容詞や名詞に直接付けてこの意味を表すのではなく、意図して行った動作を述べる動詞に-는다는 것이を使います。
-어 내다は、-어 버리다のように単に「終える」という意味ですか。
結果の捉え方が異なります。-어 내다は、努力や忍耐で困難なことを成し遂げた点を強調します。
원인을 밝혀 냈다は「原因を突き止めました」、끝까지 참아 냈다は「最後まで耐え抜きました」、위기를 이겨 냈다は「危機を乗り越えました」という意味です。一方、-어 버리다は動作の完了を表し、文脈によって安堵や後悔を伴います。
다 먹어 버렸다は「全部食べてしまいました」、가 버렸다は「行ってしまいました」という意味です。참아 냈다は努力して耐えた点に焦点があります。
참아 버렸다も文脈によっては使えますが、その場でこらえて済ませたことや、それに対する感情を表し、耐え抜いた達成感とは焦点が異なります。成果を述べる場面や論述文の結論では、苦労して得た結果を-어 내다で示せます。