韓国語の論述入門(TOPIK作文54番):-는가・이라든가の使い方
-는가(왜 교육이 중요한가=なぜ教育が重要なのか)で問いを立て、이라든가(교육이라든가 복지라든가=教育や福祉など)で例を挙げ、-음 で構成をメモします。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語の論述では、まず書き言葉らしい形で問題を提起します。-는가 は中心的な問いを立てる形です(왜 교육이 중요한가=なぜ教育が重要なのか)。이라든가 は代表例を挙げます(교육이라든가 복지라든가=教育や福祉などの分野)。-음 は文章を書き始める前に構成を短くメモする形です。
第4章では、韓国語能力試験(TOPIK)IIの作文54番、600〜700字の論述につながる書き方を学びます。
この章は4つの課で構成されています。本課の「問いを立てる」に続き、主張を一般化する、原因と結果を分析する、反対意見に応答する、という順で進みます。
これまでに学んだハムニダ体 -습니다 の文章や構成を意識した発表を土台に、改まって話す段階から、根拠のある主張を書く段階へ進みます。まずは論述そのものを説明する語彙を押さえます。
論述を組み立てる10語
論述文(논술)の構成や論点を説明するときに使う基本語彙です。
論述の問いを立てる:-는가
特定の相手に答えを求めるのではなく、書き言葉で問いを提示するには、動詞に -는가、形容詞と 이다 に -(으)ㄴ가 を付けます。論述全体で答える問題を示す方法です。
왜 교육이 그토록 중요한가? = なぜ教育はそれほど重要なのか(形容詞) 무엇이 진짜 문제인가? = 本当の問題は何なのか(이다) 우리는 이 위기를 어떻게 해결하는가? = 私たちはこの危機をどう解決するのか(動詞) 과연 성장은 행복을 보장하는가? = 果たして成長は幸福を保証するのか
중요한가? は、特定の相手に尋ねる 중요해요? とは違い、読者の前に問いを置く書き方です。論述や社説の冒頭で使います。
과연、왜、무엇이 と組み合わせると、序論(서론)の問いを明確に示せます。
代表例を挙げる:이라든가
ある分野の代表例をいくつか挙げ、ほかにも該当するものがあると示すには、名詞(이)라든가 を使います。
교육이라든가 복지라든가 하는 분야 = 教育や福祉などの分野です 세금이라든가 규제라든가 여러 수단이 있다 = 税金や規制など、さまざまな手段があります 유튜브라든가 블로그라든가 새 매체 = YouTubeやブログなどの新しい媒体です 속도라든가 비용이라든가, 따질 게 많다 = 速度や費用など、検討すべきことがたくさんあります
와/과 は挙げた項目そのものをつなぎ(교육과 복지=教育と福祉の2つ)、-거나 はどちらかを選ぶ形です。これに対して 이라든가 は「例えば〜や〜」と例を挙げ、ほかにもあることを含みます。母音で終わる名詞には 라든가、パッチムがある名詞には 이라든가 を付けます。
文章にする前の構成メモ:-음
構成を考える段階では、-음/-ㅁ で要点を短く名詞化して書き留めます。メモ・見出し・構成案に使う書き言葉です。論述の本文では、それぞれを文として展開します。
주제: 청년 실업 — 무엇이 문제인가? 서론: 실업률이 매년 상승함 · 교육이라든가 일자리 정책이라든가 대책이 필요함 본론 1: 원인 — 일자리가 부족함, 미스매치가 심함 본론 2: 영향 — 결혼·출산이 미뤄짐 결론: 단기 지원보다 구조 개혁이 시급함
-음 で要点を整理し(감소함、필요함、시급함)、本文では語尾まで整えた文にします。構成メモをそのまま論述として提出するのは避けてください。
学習仲間と54-번 の作文を考える会話
受験生2人が序論の構成を考えています。本課の表現を、準備の段階でどう使うかを見ていきます。
序論(서론)では -는가 で問いを立て、이라든가 で分野の例を挙げます。構成案は -음 で整理します。次の課では、この構成を基に主張を一般化し、論述を展開していきます。
⚡ 2分チェック
Q 1 / 8よくある質問
文章で使う -는가 は、普段の会話の疑問文とどう違いますか。
-는가/-(으)ㄴ가 は、論述や社説で読者に問いを投げかけたり、問題を提示したりする語尾です。왜 교육이 중요한가 は「なぜ教育が重要なのか」という論述の問い、교육이 왜 중요해요?
は相手に答えを求める会話の質問です。動詞には -는가(해결하는가)、形容詞と 이다 には -(으)ㄴ가(중요한가、문제인가)を使います。
論述の冒頭では 과연/왜/무엇이 と組み合わせて問いを立てることがよくあります。目の前の相手に実際に質問するときは、-아요/-습니까 を使います(-는가 は年配の人が目下の相手に使う古風な話し方にも現れますが、丁寧な会話には向きません)。
이라든가 は 하고 や -거나 とどう使い分けますか。
(이)라든가 は、同じ範囲に属するものの代表例を挙げる形で、「〜など・〜とか」に当たります。교육이라든가 복지라든가(정책 분야)は「教育や福祉などの政策分野」で、ほかの分野も含みます。
하고/와 は挙げた項目そのものをつなぎ(교육과 복지=教育と福祉の2つ)、-거나 は「〜するか〜するか」と選択肢を示します(교육을 개선하거나 복지를 늘리거나=教育を改善するか、福祉を拡充するか)。序論で分野の例を挙げてから論点を絞るには 이라든가 が使えます。
名詞が母音で終わる場合は 라든가(복지라든가)、パッチムがある場合は 이라든가(교육이라든가)を付けます。
構成メモの -음 は、正しい文法として使えますか。
-음/-ㅁ は節を短い名詞句にする形で、構成メモ・見出し・覚え書きに使えます。출산율이 감소함 は「出生率が低下」、대책이 필요함 は「対策が必要」に当たります。
報告書や箇条書き、54-번 の作文を考える段階でも使う書き言葉です。ただし、論述の本文全体を -음 で書くと、メモの断片を並べた印象になります。
まず -음 で構成を考えます(서론: 문제 제기함 / 본론: 원인 분석함 / 결론: 대안 제시함)。その後、各項目を適切な語尾のある文に書き直します。
本課からTOPIK IIの作文を段階的に学び、次の課では本論の展開へ進みます。