韓国語で服を買う:입어 보세요と過去連体形の使い方
韓国語で服を試着するときの한번 입어 보세요や、買った服を表す어제 산 옷を学びます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語で服を買う場面では、三つの表現が役立ちます。어제 산 옷(昨日買った服)のような過去連体形、한번 입어 보세요(試着してみてください)で使う-어 보다、そして셔츠나 바지(シャツかズボン)のように選択肢をつなぐ이나です。
さらに、으変則(예쁘다 → 예뻐요、크다 → 커요)を使うと、お店で服を見たり、試着して選んだりするときの会話ができます。
前のレッスンでは、웃는 사람、큰 사람のように、現在の動作や状態で人を説明しました。今回は「買った服」「見た映画」のように、すでに終わった動作で物を説明する過去連体形を学びます。
服の買い物で使う10語
買い物には、衣類の名前と着る・履くなどの動詞が必要です。まず言葉を確認してから、試着の表現へ進みます。
動詞の過去連体形:-(으)ㄴ
前のレッスンでは、動詞の現在連体形に**-는**を使いました。사는 옷は「買う服・買っている服」です。
「買った服」のように終わった動作で名詞を説明するときは、動詞に**-(으)ㄴ**を付けます。語幹が子音で終わる場合は은、母音で終わる場合はㄴを付けます。
母音で終わる語幹 + ㄴ:사다 → 산、보다 → 본、가다 → 간 → 어제 산 옷 = 昨日買った服 子音で終わる語幹 + 은:먹다 → 먹은、읽다 → 읽은 → 어제 읽은 책 = 昨日読んだ本 제가 본 영화 = 私が見た映画 · 친구가 간 식당 = 友達が行った食堂
注意したいのは、-(으)ㄴが、レッスンL2-03で学んだ形容詞の連体形と同じ形だという点です。큰、작은がその例です。
ただし、動詞に付く-(으)ㄴは、現在ではなく過去を表します。ここでは動詞の二つの連体形を比べます。
사는 옷 = 買う服・買っている服(現在、-는) 산 옷 = 買った服(過去、-(으)ㄴ) 먹는 음식 = 食べる料理 · 먹은 음식 = 食べた料理 보는 영화 = 見ている映画 · 본 영화 = 見た映画
큰(形容詞の「大きい」)と산(動詞の「買った」)は、元の語の品詞で区別します。
크다、작다のような形容詞では、-ㄴが現在の状態を表します。
사다、가다のような動詞では、-ㄴが過去を表します。文脈も手掛かりになります。お店で어제 산 옷と言えば、「昨日買った服」という意味です。
「試着してみてください」:-어 보다
「~してみる」は、ヘヨ体(해요)の末尾の1文字を除いた形に、보다(見る・試す)を付けて表します。服屋でよく聞く한번 입어 보세요は、「試着してみてください」という意味です。
입다 → 입어 보다 = 着てみる → 한번 입어 보세요 = 試着してみてください 신다 → 신어 보다 = 靴などを履いてみる → 신어 보세요 먹다 → 먹어 보다 = 食べてみる → 한번 먹어 보세요 = 一度食べてみてください 하다 → 해 보다 = やってみる · 가다 → 가 보다 = 行ってみる
前に한번(一度・ちょっと)を添えると、試すように柔らかく勧める表現になります。店員がお客さんに声を掛けるときによく使います。-어 보다は日本語の「~してみる」に近く、まず試してから判断するという意味を伝えられます。
이나:「~か~」と数量の「~も」
이나 / 나は二つの名詞を「~か~」という意味でつなぎます。子音で終わる名詞には이나、母音で終わる名詞には나を付けます。
母音の後は나:커피나 차 = コーヒーかお茶 · 치마나 바지 = スカートかズボン 子音の後は이나:빵이나 밥 = パンかご飯 · 옷이나 신발 = 服か靴 数量の多さへの驚きも表します:세 개나 샀어요! = 3個も買いました!
이나には、数を表す言葉の後に付いて、数量の多さに驚く使い方もあります。세 개나 샀어요は、単に「3個買いました」ではなく、「3個も買いました」という気持ちを含みます。
同じ助詞でも、選択肢を示す場合と「そんなに多く」と感じる場合で意味が変わります。
크다が커요になる理由:으変則
これまで例文の形で覚えてきた活用を、ここで整理します。
語幹末が으の動詞や形容詞では、아/어で始まる語尾の前で、その으が落ちる活用があります。
前のレッスンで使った예쁘다や크다も、この形になります。
으の前の音節が陽母音(ㅏ/ㅗ)→ 아:바쁘다 → 바빠요、아프다 → 아파요、고프다 → 고파요 それ以外の母音、または前の音節がない場合 → 어:쓰다 → 써요、크다 → 커요、예쁘다 → 예뻐요、기쁘다 → 기뻐요、슬프다 → 슬퍼요 배가 고파요 = おなかがすいています · 이 옷이 너무 커요 = この服は大きすぎます
으を落としてから、その一つ前の音節の母音を確認します。
陽母音(ㅏ、ㅗ)なら아を付けて바빠요、아파요にし、それ以外、または前の音節がない場合は어を付けて커요、예뻐요にします。
크다 → 커요も、この規則で説明できます。試着室では、이 옷이 너무 커요(この服は大きすぎます)や사이즈가 좀 커요(サイズが少し大きいです)が役立ちます。
カカオトーク形式で見る試着の会話
日本のLINEに相当する韓国のメッセージアプリ、カカオトークの形式で、買い物の会話を見ます。過去連体形、-어 보다、이나、으変則の四つに注目してください。会話には、服を勧める「着てみてください」が出てきます。
입어 보세요は「着てみてください」、커요と예뻐요は으変則、색깔이나は選択の「~か」です。어제 들어온 새 옷と어제 산 바지には過去連体形が使われ、두 개나は「2個も」という多さを表します。
このレッスンの表現を組み合わせると、服を試し、サイズを伝え、買う物を選ぶところまで会話を続けられます。
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Q 1 / 8よくある質問
形容詞に付く-(으)ㄴが、過去も表すのはなぜですか。
付ける語の品詞によって意味が変わります。形容詞では-(으)ㄴが現在を表し、큰 사람は「背が高い人」です。
人を説明するレッスンで学びました。一方、動詞では過去を表し、산 옷は「買った服」、간 사람は「行った人」、본 영화は「見た映画」です。
形容詞か動詞かを確認し、文脈と合わせて判断します。動詞では、現在の사는 옷(買う服・買っている服)と、過去の산 옷(買った服)を使い分けます。
-어 보다はどう使いますか。
ヘヨ体(해요)の아/어までの形に보다(見る・試す)を付けます。입다 → 입어 보다(着てみる)、신다 → 신어 보다(履いてみる)、먹다 → 먹어 보다(食べてみる)となります。
何かをして、その結果や感じを確かめる表現です。お店でよく聞く한번 입어 보세요は「試着してみてください」です。
한번(一度・ちょっと)を添えると、試着を勧める柔らかい言い方になります。
으変則とは何ですか。
語幹末の母音が으の場合、아/어で始まる語尾の前でその으が落ちる活用です。一つ前の音節の母音によって아と어を選びます。
바쁘다 → 바빠요、아프다 → 아파요、고프다 → 고파요は、前の母音が陽母音ㅏ/ㅗなので아を使います。それ以外の母音の場合や、前の音節がない場合は어を使います。
쓰다 → 써요、크다 → 커요、예쁘다 → 예뻐요、기쁘다 → 기뻐요、슬프다 → 슬퍼요がその例です。크다 → 커요を基準にすると、ほかの形も整理しやすくなります。