韓国語の間接話法:-다고 하다・-(느)냐고 하다の使い方
韓国語の間接話法を学びます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語の間接話法は、相手の言葉をそのまま引用せず、語尾を変えて内容を伝えます。発言には-다고 하다を使います(내일 온다고 했어요 — 明日来ると言いました、일이 많다고 했어요 — 仕事が多いと言いました、학생이라고 했어요 — 学生だと言いました)。質問には-(느)냐고 하다を使います(어디 가냐고 물었어요 — どこに行くのかと聞かれました、시간이 있냐고 했어요 — 時間があるかと聞かれました)。
この課では、会話の内容を別の人に伝えるための、基本となる活用を学びます。
前の課では、相手の言葉をそのまま引用する形を学びました。引用符(큰따옴표)に入れて라고を付ける形です。実際の会話では、伝える人の視点に合わせて言い直す場面も多くあります。
そのために使うのが間接話法です。ここでは、発言を伝える**-다고と、質問を伝える-냐고**の2つに分け、活用表で整理します。-다고・-냐고の고は、日本語の引用の「と」にあたる部分です。
発言を伝えるときの単語10語
発言や質問の内容を伝えるときに使う単語です。
発言を伝える — -다고 하다
相手が述べた内容を伝えるときは、-다고を使う引用の形に変えます。
形は動詞・形容詞・名詞で異なり、過去を表す場合も変わります。順に見ていきます。
動詞の現在形:가다 → 간다고・먹다 → 먹는다고(母音語幹 +ㄴ다고、ㄹ以外の子音語幹 +는다고。ㄹ語幹はㄹを取って母音語幹と同じ形にします) 形容詞:좋다 → 좋다고・바쁘다 → 바쁘다고(そのまま-다고) 名詞:학생 → 학생이라고・의사 → 의사라고((이)라고) 過去形:가다 → 갔다고・먹다 → 먹었다고(-았/었다고)
文にすると、친구가 내일 온다고 했어요(友達が明日来ると言いました)、일이 많다고 했어요(仕事が多いと言いました)、자기가 학생이라고 했어요(自分は学生だと言いました)、어제 갔다고 해요(昨日行ったと言っています)となります。意志を伝えるときは-겠다고 / -(으)ㄹ 거라고を使います。꼭 가겠다고 했어요は「必ず行くと言いました」です。
質問を伝える — -(느)냐고 하다
相手が尋ねた内容を伝えるときは、-(느)냐고を使います。現代の会話では、多くの場合、短い**-냐고**の形を使います。後ろには묻다や물어보다をよく続けます。
動詞:가다 → 가냐고(長い形は가느냐고)・먹다 → 먹냐고 形容詞:좋다 → 좋냐고・있다 → 있냐고(存在を表すこの語の長い形は있느냐고です) 名詞:학생 → 학생이냐고・의사 → 의사냐고((이)냐고) 過去形:가다 → 갔냐고・먹다 → 먹었냐고(-았/었냐고)
文にすると、어디 가냐고 물었어요(どこに行くのかと聞かれました)、시간이 있냐고 했어요(時間があるかと聞かれました)、밥 먹었냐고 물어봤어요(ご飯を食べたかと聞かれました)となります。日常会話では、長い-느냐고/-으냐고の代わりに-냐고を使うことが多くあります。
発言と質問の形を比較
同じ語でも、発言か質問かによって語尾が変わります。次の表で対比します。
動詞가다:発言 간다고 / 質問 가냐고 形容詞좋다:発言 좋다고 / 質問 좋냐고 名詞학생:発言 학생이라고 / 質問 학생이냐고 가다の過去:発言 갔다고 / 質問 갔냐고
前の課とのつながりも確認します。直接話法の**「간다」라고は、元の言葉を引用符に入れる形です。間接話法では간다고**のように語尾を変え、引用符を使いません。引用符(큰따옴표)を外して-다고や-냐고の形にすると、発言内容を伝える表現になります。
会話の内容をまとめて伝える
ある人が、ミンスの発言と質問を別の人に伝える会話です。どちらも間接話法を使っています。
간다고 / 어렵다고 / 괜찮다고は発言を、공부하냐고 / 있냐고は質問を伝えています。引用符を使わず、伝える人の視点に合わせて文を組み立てています。
この間接話法が、日常の会話を伝える基本になります。次の課では、命令や提案を伝える形を加えていきます。
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Q 1 / 8よくある質問
発言を伝える間接話法(-다고 하다)はどう作りますか。
品詞によって形が変わります。動詞の現在形は、母音語幹に-ㄴ다고(가다 → 간다고)、ㄹ以外のパッチムで終わる語幹に-는다고(먹다 → 먹는다고)を付けます。
ㄹ語幹は、ㄹを取って母音語幹と同じ形にします。形容詞は-다고です(좋다 → 좋다고、바쁘다 → 바쁘다고)。
名詞には-(이)라고を使います(학생이라고、의사라고)。過去は-았/었다고の形になります(갔다고、먹었다고、좋았다고)。
名詞の場合は指定詞を過去形にします。未来や意志には-겠다고、または-(으)ㄹ 거라고を使います(가겠다고、갈 거라고)。
品詞と時制に合わせて引用の形を作り、하다や말하다で文を結びます。
質問を伝える-냐고と、発言を伝える-다고はどう違いますか。
発言の引用は相手が述べた内容を、質問の引用は相手が尋ねた内容を伝えます。質問は-(느)냐고の形を使います。
動詞の-느냐고は会話では-냐고にもなります(가냐고)。形容詞は-(으)냐고で、現代の会話では-냐고も使います(좋냐고、있냐고)。
ただし、있다は長い形では動詞と同じく-느냐고を付けます(있느냐고)。過去の質問は-았/었냐고です(갔냐고、먹었냐고)。
간다고 했어요は「行くと言いました」という発言、가냐고 물었어요は「行くのかと聞かれました」という質問です。後ろの動詞には、質問なら묻다/물어보다、発言なら하다/말하다をよく使います。
直接話法と間接話法はどう違いますか。
前の課で学んだ直接話法は、元の言葉を引用符(큰따옴표)に入れ、라고を付けます。例は친구가 「내일 간다」라고 했어요です。
間接話法は引用符を使わず、伝える人の視点に合わせて人称などを調整し、-다고/-냐고の形に変えます。元の発言の時制を機械的に過去へずらす必要はありません。
친구가 내일 간다고 했어요は「友達が明日行くと言いました」という意味です。会話では元の発言を一字一句再現せず、内容を伝える間接話法がよく使われます。
「간다」라고が간다고になる例では、引用符がなくなり、形の上では라の部分がなくなっています。