韓国語の基本の挨拶と返事:안녕하세요と別れの挨拶の使い分け
안녕하세요をはじめとする丁寧な挨拶を学びます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語の基本の挨拶は、時間帯を問わず使える丁寧な안녕하세요(annyeonghaseyo)です。別れるときは、去る人に안녕히 가세요、その場に残る人に안녕히 계세요と言います。
この課では、初級でよく使う9つの丁寧な表現と、最初の文型である입니다を学びます。ハングルの読み方をまだ学んでいない場合は、先に第1課:ハングルの基礎に進んでください。そこで学ぶ文字の読み方を、この課でも使います。
まず覚えたい9つの表現
日常でよく使う挨拶や返事をまとめました。文法に自信がなくても、場面に合う挨拶ができると、会話を始めやすくなります。
第2課の発音ルールも役立ちます。감사합니다と반갑습니다の語尾では、パッチムのㅂが直後のㄴの影響で鼻音になります。そのため語尾はham-ni-da、seum-ni-daと読み、前者をhap-ni-daとは読みません。後者では、語幹末のパッチムは鼻音化せず、続く語尾の最初の子音が濃音になります。つづりは文法の形を示し、実際の発音は音の変化に従います。
別れの挨拶:去る人と残る人
日本語の「さようなら」は、去る側も残る側も使えます。韓国語では、挨拶を伝える相手がその場を離れるかどうかで表現を選びます。
가세요は가다(行く)から来た表現です。去る人に言います。 계세요は계시다(いらっしゃる)から来た表現です。その場に残る人に言います。 店を出るときは、店主が残るので안녕히 계세요と言います。店主は안녕히 가세요と見送ります。 カフェを一緒に出て別れるときは、両方ともその場を離れるので、お互いに안녕히 가세요と言います。
挨拶は、相手がこれからすることを表すと考えると覚えやすくなります。相手が去るなら가세요、残るなら계세요です。
韓国で店を出るときなど、実際の場面で使い分けを練習してみてください。
最初の文型:N입니다
韓国語は、日本語と同じように文末の形で丁寧さを表します。입니다はハムニダ体の語尾で、ニュース、空港のアナウンス、改まった自己紹介などで使います。
입니다は名詞に直接つけます。학생입니다=学生です。日本語と同じように、文脈から分かる主語は省略できます。 疑問文では입니까?に変えます。학생입니까?=学生ですか。 発音は입니다=[임니다] im-ni-da、입니까=[임니까] im-ni-kkaです。ここでもㅂ→ㅁの鼻音化が起こります。
この段階では、複雑な活用を覚える必要はありません。名詞+입니다、名詞+입니까で、丁寧な言い切りの文と疑問文を作れます。
初対面から別れまでの会話
韓国の人と初めて会い、挨拶を交わしてから先に失礼する場面です。この課の表現が、会話の中でどう使われるかを見てみます。
去る人は残る人に계세요、残る人は去る人に가세요と言っています。同じ別れの場面でも、相手の動きに合わせて表現が変わります。
軽くお辞儀をして、日常の挨拶に
韓国では、挨拶に軽いお辞儀を添えます。日常の挨拶なら15度ほどを目安に軽く頭を下げ、改まった場面では深めにお辞儀をします。店に入るときは店員に、建物では警備員に、授業では毎回先生に안녕하세요と挨拶します。
発音の完璧さよりも、日頃から挨拶することが大切です。先に挨拶すると、親しみを伝えられます。
この課では、初対面や改まった場面でも使いやすい丁寧な表現を扱いました。友人同士のメッセージで使う안녕や잘 가、よく知られる「ご飯食べた?」という挨拶には、相手との関係に応じた使い方があります。詳しくは안녕하세요から広げる韓国語の挨拶で学びます。
まずは丁寧な挨拶を身につけると、初対面でも安心して会話を始められます。
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Q 1 / 5よくある質問
안녕히 가세요と안녕히 계세요は、どう使い分けますか。
가세요は가다(行く)から来た表現で、去る人に言います。계세요は계시다(いらっしゃる)から来た表現で、その場に残る人に言います。
カフェを一緒に出て別れるなど、両方ともその場を離れるときは、お互いに안녕히 가세요と言います。
안녕하세요は、どの時間帯でも使えますか。
はい。日本語の「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」にあたる挨拶を、안녕하세요一つで表せます。
職場などで좋은 아침(おはよう)と聞くこともありますが、朝だから別の挨拶に変える必要はありません。
友人には안녕だけで挨拶してもよいですか。
안녕はパンマル(韓国語のタメ口)です。同い年や年下の親しい相手に、普段からタメ口で話す関係なら使えます。
初対面の人、店員、先生、年上の人には、まず안녕하세요を使います。親しい間柄の挨拶は、挨拶表現の応用レッスンで扱います。