韓国語の討論の切り出し方:-건대と疑問形-는가の使い方
討論の-건대(묻건대, 무엇이 공정인가 — 公正とは何かと問います)と-는가(정의란 무엇인가 — 正義とは何か)を学び、묻건대 / 바라건대 / 단언컨대を使い分けます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語の討論の冒頭では、二つの改まった表現が役立ちます。-건대は発言の意図を先に示し(묻건대, 무엇이 공정인가 — 問います。公正とは何でしょうか)、-는가/-(으)ㄴ가は論点を読者への問いとして提示します(정의란 무엇인가 — 正義とは何でしょうか)。
この二つを組み合わせると、争点を明確にし、討論で考えるべき問いを提示できます。
6級の第2章では、論点を的確に伝えるための韓国語を学びます。
今回扱うのは、討論の論題、冒頭の意見表明、論説記事の書き出しで使う文体です。
科学を論じる韓国語では、学術的な文章の接続表現を学びました。今回は議論の切り出し方を扱います。まずは、討論の枠組みを作る語彙から見ていきます。
討論を始めるための単語10語
問い・願い・断言を示す-건대
発言の意図を表す動詞の語幹に**-건대**を付けると、問いかけるのか、願うのか、断言するのかを、内容に入る前に示せます。論説文、演説、討論の文頭に置く、改まった前置きです。
묻건대, 무엇이 진정한 공정인가 = 問います。真の公正とは何でしょうか。 바라건대, 이 토론이 결실을 맺기를 = 願わくは、この討論が実を結びますように。 단언컨대, 그 전제는 처음부터 틀렸다 = 断言しますが、その前提は初めから間違っていました。 청컨대, 끝까지 들어 주시기를 = どうか最後までお聞きくださいますよう、お願いします。
縮約した形のつづりに注意してください。ここに挙げた하다動詞では、하の母音が落ち、残った子音が語尾の初めの子音と結びつきます。단언하다 → 단언컨대、청하다 → 청컨대となります。단언하건대も縮約前の形として使えます。上の四つは、よく使う前置きとしてまとめて覚えると便利です。
묻건대 — 「ここで問います」→ 論題を問いとして提示します:묻건대, 무엇이 공정인가. 바라건대 — 「願わくは」→ 願いを述べます:바라건대, 우리가 합의에 이르기를. 단언컨대 — 「断言しますが」→ 確信を持った主張を述べます:단언컨대, 이대로는 안 된다.
問い・願い・断言という三つの発言の意図を、内容に入る前に示しています。そのため、討論の冒頭に明確で力強い響きが生まれます。
論説文で問いを立てる-는가 / -(으)ㄴ가
動詞には**-는가**、形容詞には**-(으)ㄴ가**、名詞には인가を付けて、論説文の問いを作ります。この用法では、すぐに返事を求めるのではなく、読者に考えてもらう問いとして論題を提示します。
정의란 무엇인가 = 正義とは何でしょうか。 우리는 어디로 가는가 = 私たちはどこへ向かうのでしょうか。 이 제도는 과연 공정한가 = この制度は果たして公正なのでしょうか。 무엇이 진보이고 무엇이 퇴보인가 = 何が進歩で、何が後退なのでしょうか。
論説文の問いは、その場で答えを求めず、文章全体の軸を作ります。冒頭で무엇이 공정인가と問い、その後の議論で答えを探ります。目の前の相手に「公正ですか」と尋ねる会話の공정해요?との違いです。
討論の文章の書き出し
公正さを論じる文章の冒頭です。前置きと疑問形が、どのように論点を示しているかに注目してください。
묻건대, 우리 사회에서 공정이란 무엇인가? 누구에게나 같은 출발선을 주는 것이 공정인가, 아니면 처지가 다른 사람을 다르게 대우하는 것이 공정인가? 단언컨대, 이 질문에 답하지 않고서는 어떤 제도도 정당성을 얻을 수 없다. 바라건대, 오늘의 토론이 그 답에 한 걸음이라도 다가가기를 바란다.
問います。私たちの社会で、公正とは何でしょうか。誰もが同じスタートラインに立てることが公正なのでしょうか。それとも、異なる境遇の人を、それぞれの境遇に応じて扱うことが公正なのでしょうか。断言しますが、この問いに答えずに正当性を得られる制度はありません。今日の討論が、その答えに一歩でも近づくことを願います。
討論の論題を整理する
討論前の準備の会話です。親しい相手とのやり取りにも、練習中の改まった表現が入り込んでいます。
묻건대で論題を問いとして示し、단언컨대で主張を明確に述べ、바라건대で願いを込めて締めています。무엇인가と공정인가は、答えを先に出すのではなく、考えるべき問題を提示しています。こうして討論の冒頭を組み立てます。
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Q 1 / 5よくある質問
-건대にはどのような働きがあり、なぜ改まった響きになるのですか。
-건대は、話し手の考えや見聞きした内容などを先に示す前置きです。この課では、問い・願い・断言を切り出す用法を扱います。
よく使う動詞との組み合わせで覚えると扱いやすくなります。묻건대は「ここで問います」、바라건대は「願わくは」、단언컨대は「断言しますが」です。
論説文、演説、社説、正式な討論の文頭に使い、日常会話では主にあえて改まった調子を出す場合に使います。묻건대, 무엇이 공정인가なら、「ここで問います。
公正とは何でしょうか」と、演壇から問いかけるような響きです。一部の語では縮約に注意が必要です。
단언하다からは단언컨대、청하다からは청컨대という形になり、하の母音が落ちて、残った子音が-건대の初めの子音と結びつきます。묻건대、바라건대、단언컨대、청컨대は、よく使う切り出し方として覚えると便利です。
論説文の疑問形-는가 / -(으)ㄴ가は、普通の会話の質問とどう違いますか。
ここでは、文章の中で読者に問いを投げかける用法を扱います。会話の공정해요?
(公正ですか)は、目の前の相手に答えを求めます。一方、論説文の-는가は、文章全体で考えるべき問いを提示します。
무엇이 공정인가は「公正とは何でしょうか」、우리는 어디로 가는가は「私たちはどこへ向かうのでしょうか」です。名詞には인가(무엇인가)、形容詞には-(으)ㄴ가(옳은가)、動詞には-는가(어디로 가는가)を付けます。
この用法ではその場での返答を求めず、討論の文章や論説の冒頭で問題を示し、本文で答えを探ります。
討論で使う논제、쟁점、주장にはどのような違いがありますか。
議論の中で、それぞれ異なる段階を指します。논제は「AIを規制すべきか」のような、討論全体のテーマです。
쟁점は「規制が技術革新を遅らせるか」のように、その中で意見が対立する具体的な点です。주장は「規制は必要です」のような、その争点に対する立場で、근거(根拠・証拠)によって支えます。
明確な問題提起では、논제を示し、本当の쟁점を絞り込み、주장を述べます。この三つを分けて考えると、発言がどの段階に向けられているのかが分かり、議論が脇道にそれるのを防げます。