韓国語の日記の書き方:書き言葉の-ㄴ다/-다と-(으)나
韓国語の日記で使う-ㄴ다/-는다/-다を学びます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語の書き言葉(문어체)では、해요の代わりに常体の語尾を使うことが多くあります。動詞は-ㄴ다/-는다(오늘은 비가 온다 — 今日は雨が降っている)、形容詞は-다(날씨가 춥다 — 寒い)、名詞は-(이)다(나는 학생이다 — 私は学生だ)、過去は-았/었다(어제 비가 왔다)、未来は-(으)ㄹ 것이다(내일은 맑을 것이다)です。また、改まった逆接の-(으)나で文をつなげます。비가 오나 기분은 좋다は「雨が降っているが、気分はよい」です。
今回は、韓国語を話す練習から、文章を書く練習へと進みます。
これまで主に使ってきたのは、丁寧な話し言葉のヘヨ体(해요체)でした。一方、日記や随筆、ニュースの見出し、SNSの文章では、特定の相手に話しかけない書き方も使います。この課では、書き言葉(문어체)でよく使う常体を扱います。
パンマル(韓国語のタメ口・반말)と似た形でも、聞き手に向けない文章では失礼な表現にはなりません。日本語でも、会話の「行きます」と日記の「行く」を使い分けます。この課の4つの変換例を手がかりに、韓国語の常体を練習します。
文章を書くときに使う10の単語
日記やSNSのキャプション、文体について話すときの単語です。
書き言葉の常体 — -ㄴ다/-는다/-다
常体の現在形は、品詞によって語尾が変わります。
動詞は、語幹が母音で終わると**-ㄴ다**、パッチムで終わると**-는다**を付けます。ただし、ㄹパッチムの語幹はㄹを落として-ㄴ다を付けます。
形容詞は、辞書形の**-다をそのまま使います。名詞には-(이)다**を続けます。
오늘은 비가 온다 = 「今日は雨が降っている」(動詞:오다 → 온다) 나는 매일 책을 읽는다 = 「私は毎日本を読む」(パッチムのある動詞語幹) 날씨가 춥다 = 「寒い」(形容詞:-다のまま) 나는 학생이다 = 「私は学生だ」(名詞 + -이다)
動詞と形容詞を区別するのがポイントです。비가 온다は動詞なので-ㄴ다、날씨가 춥다は形容詞なので辞書形の-다を使います。ヘヨ体(해요체)の먹어요/와요は動詞なので-는다/-ㄴ다、좋아요/추워요は形容詞なので-다に戻す、と整理すると分かりやすくなります。
書き言葉の過去・未来 — -았/었다 · -(으)ㄹ 것이다
常体には、過去や未来を表す形もあります。過去は**-았/었다**です。ヘヨ体の過去形から어요を取り、다を付けると、갔다のようになります。
未来・推量には**-(으)ㄹ 것이다**を使います。
어제 비가 왔다 = 「昨日、雨が降った」(過去形:왔어요 → 왔다) 나는 밥을 먹었다 = 「私はご飯を食べた」(パッチムのある語幹の過去形) 내일은 날씨가 맑을 것이다 = 「明日は晴れるだろう」(未来・推量) 그는 곧 올 것이다 = 「彼はもうすぐ来るだろう」
日記をこの文体でそろえると、오늘은 비가 왔다. 그래서 집에 있었다. 내일은 맑을 것이다.(今日は雨が降った。それで家にいた。明日は晴れるだろう。)となります。誰かに話しかける形ではなく、出来事を記録しています。
ヘヨ体と書き言葉の比較 — 해요체 ↔ 문어체
同じ内容を2つの文体で比べてみます。
좋아요 → 좋다 = 「よい」(形容詞) 먹어요 → 먹는다 = 「食べる」(動詞語幹 + 는다) 갔어요 → 갔다 = 「行った」(過去形) 학생이에요 → 학생이다 = 「学生だ」(名詞)
それぞれ声に出して比べてみてください。左は人に丁寧に話す形、右は特定の聞き手を想定せずに書くときの形です。意味は同じで、文体が変わっています。
改まった逆接の「〜が」— -(으)나
文章で2つの内容を**「〜が・〜けれども」とつなぐときには、-(으)나**が使えます。-지만に対応する改まった表現で、随筆やニュース、日記で考えを振り返る文などによく出てきます。
비가 오나 기분은 좋다 = 「雨が降っているが、気分はよい」 힘들었으나 포기하지 않았다 = 「つらかったが、諦めなかった」 시험은 어려웠으나 후회는 없다 = 「試験は難しかったが、後悔はない」 바쁘나 행복하다 = 「忙しいが、幸せだ」
会話なら힘들었지만 포기하지 않았어요、日記などの改まった文章なら힘들었으나 포기하지 않았다と表せます。
同じ逆接でも、後者は書き言葉らしい響きになります。上で学んだ常体の語尾と組み合わせると、随筆などに合う文になります。
日記とSNSのキャプションを話題にした会話
友達同士が日記について話し、書き言葉(문어체)で書いたキャプションを紹介しています。
日記の비가 왔다は常体の過去形、기분은 좋다は形容詞の辞書形です。キャプションの비가 오나 마음은 맑다には、改まった逆接の-(으)나が使われ、詩のような一文になっています。書き言葉(문어체)では、ヘヨ体(해요체)とは違う距離感で出来事や気持ちを書き留められます。
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Q 1 / 8よくある質問
書き言葉(문어체)とは何ですか? 해요の代わりにいつ使いますか?
書き言葉(문어체)は、日記・随筆・ニュース・小説・SNSの文章などで使う文体です。この課では、その中でも常体の語尾を学びます。
会話で使う해요の形に対し、動詞は-ㄴ다/-는다(간다、먹는다)、形容詞は辞書形の-다(춥다、좋다)、名詞は-(이)다(학생이다)、過去は-았/었다(갔다、먹었다)、未来・推量は-(으)ㄹ 것이다(갈 것이다)を使います。特定の聞き手に向けない、中立的な書き方です。
パンマル(반말)と形が重なることもありますが、文章で使うこと自体が失礼なわけではありません。人に丁寧に話しかけるときは해요、考えや事実、物語を常体で書きたいときは、ここで学ぶ書き言葉(문어체)の形が役立ちます。
書き言葉では、動詞と形容詞に同じ語尾を使いますか?
いいえ。動詞は、語幹が母音で終わると-ㄴ다(가다 → 간다、오다 → 온다)、パッチムで終わると-는다(먹다 → 먹는다、읽다 → 읽는다)を付けます。
ただし、ㄹパッチムの語幹はㄹを落として-ㄴ다を付けます。形容詞と이다は辞書形の-다をそのまま使い、춥다(寒い)、좋다(よい)、예쁘다(きれい)、학생이다(学生だ)となります。
動詞の비가 온다と、形容詞の날씨가 춥다を比べてみてください。ヘヨ体(해요체)の먹어요/와요は動詞なので-는다/-ㄴ다、좋아요/추워요は形容詞なので-다の形にします。
-(으)나はどんな意味ですか? -지만とはどう違いますか?
-(으)나は-지만と同じ「〜が・〜けれども」を表し、改まった文章や文学的な文でよく使います。비가 오나 기분은 좋다は「雨が降っているが、気分はよい」、힘들었으나 포기하지 않았다は「つらかったが、諦めなかった」です。
日常会話なら힘들었지만 포기하지 않았어요と言えます。-지만は会話でよく使う逆接で、-(으)나は日記や随筆にも合う、書き言葉らしい表現です。
なお、-(으)나には「〜でも〜でも」のように選択肢を並べる用法もありますが、この課では逆接を扱います。