職場の韓国語:-게 하다・-어/아 드리다・-자마자の使い方
職場で使う-게 하다(야근하게 하다)、謙譲表現の-어/아 드리다(복사해 드리다)、直後を表す-자마자(출근하자마자)を、入社初日の会話と例文で学びます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
-게 하다は「人に〜させる」を表します(부장님이 저를 야근하게 하셨어요 — 部長が私に残業をさせました)。-어/아 드리다は、敬意を示す相手のために何かをする謙譲表現です(복사해 드릴게요 — コピーをお取りします)。-자마자は「〜するとすぐに」です(출근하자마자 메일을 확인해요 — 出勤するとすぐにメールを確認します)。
今回は、韓国の会社に入社した最初の週が舞台です。仕事を頼まれたり、手助けを申し出たりする場面で、この3つの表現を使います。
就職活動のレッスンでは、履歴書や面接で使う改まった表現を学びました。-기 위해(서)で目的を述べ、에 대해(서)で会社について話し、으로부터で連絡の送り手を示しました。今回は採用された後の会話です。
職場では、誰が誰に何をさせるか(-게 하다)、目上の人にどう手助けを申し出るか(-어/아 드리다)、仕事がどんな順序で続くか(-자마자)を伝えます。人間関係と日々の業務を結び付けて学びます。
入社した週に使う10の単語
韓国の職場でよく耳にする言葉です。
人に〜させる — -게 하다
人に何かをさせる・することを許すときは、動詞の語幹に**-게を付け、その後に하다**を続けます。주다を加えた-게 해 주다は、相手のために「〜させてあげる」という意味を表せます。
부장님이 저를 야근하게 하셨어요 = 部長が私に残業をさせました 아이를 일찍 자게 해요 = 子どもを早く寝かせます 그 사람은 사람들을 웃게 해요 = その人はみんなを笑わせます 부장님이 일찍 퇴근하게 해 주셨어요 = 部長が早く退勤させてくださいました
実際に動作をする人には、動詞や文の構造に応じて을/를や이/가を付けます。-게 하다だけなら「人に〜させる」という働きかけが中心です。주다を加えると、相手の希望を受け入れて「〜させてあげる」という意味が出やすくなります。
相手のためにする謙譲表現 — -어/아 드리다
目上の人のために何かをするときは、-어/아 주다を**-어/아 드리다**に替えます。動作は同じでも、드리다を使うと、自分の行為を低めて相手への敬意を示せます。
복사해 드릴게요 = コピーをお取りします 도와 드릴까요? = お手伝いしましょうか 가방을 들어 드렸어요 = かばんをお持ちしました 부장님께 커피를 타 드렸어요 = 部長にコーヒーをお入れしました
友人には복사해 줄게요、敬意を示す相手には드릴게요を使います。께は「〜に」に当たる尊敬の助詞です。一方、-(으)시-は動作の主体を高める語尾なので、自分がする行為にそのまま添えるものではありません。
〜するとすぐに — -자마자
ある動作の直後に次の動作が起こることを伝えるときは、動詞の語幹に**-자마자**を直接付けます。過去の出来事でも、この部分に時制を表す語尾は付けません。
출근하자마자 메일을 확인해요 = 出勤するとすぐにメールを確認します 집에 도착하자마자 잤어요 = 家に着くとすぐに寝ました 회의가 끝나자마자 부장님이 부르셨어요 = 会議が終わるとすぐに部長に呼ばれました 점심을 먹자마자 졸려요 = 昼ご飯を食べるとすぐに眠くなります
-은 후에は「〜した後で」という順序を示し、間が空いても使えます。-자마자はすぐに続く点を強調します。
会話で学ぶ入社初日
新入社員と先輩のやり取りで、3つの表現を確認します。
入社初日の会話では、-자마자が仕事の流れをつなぎます(출근하자마자、회의 끝나자마자)。-어 드리다は目上の人への手助けを申し出る表現です(복사해 드릴게요)。-게 하다は、誰が誰に何をさせるかを伝えます(야근하게、퇴근하게 해 주실 거예요)。この3つが、第4章で学ぶ職場の人間関係に合った話し方の要点です。
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Q 1 / 8よくある質問
-게 하다と-게 만들다はどう違いますか。
どちらも「人に〜させる・ある結果を生じさせる」という使役を表し、意味が重なることも多いです。사람들을 웃게 하다 / 웃게 만들다は、どちらも「人々を笑わせる」です。
-게 하다は日常的で中立的な使役表現で、文脈によって許可も表します。주다を添えると、相手のために許可する意味合いが加わります。
자게 해 주세요は、ここでは「寝かせてあげてください」です。自分について言えば「寝かせてください」となります。
-게 만들다は、その結果を引き起こしたことに重点があり、働きかけの強さや意図を感じさせる場合があります。이 영화는 사람들을 울게 만들어요は「この映画は人々を泣かせます」です。
職場ではまず-게 하다を使い、結果を引き起こした点を強調したいときに-게 만들다を使うとよいです。
-어/아 주다ではなく-어/아 드리다を使うのはどんなときですか。
-어/아 주다は、相手のために何かをする表現です。도와줘요は、ここでは「手伝ってあげます」という意味ですが、依頼なら「手伝ってください」となります。
-어/아 드리다はその謙譲表現で、自分の行為を低め、手助けする相手への敬意を表します。上司、顧客、年長者などに使います。
友人には복사해 줄게요(コピーしてあげるね)、부장님には복사해 드릴게요(コピーをお取りします)と伝えます。敬意を示す相手のためにする行為では、주다を드리다に替えるのが目安です。
助詞の께/께서は、前者が行為の受け手、後者が動作の主体を高めます。-(으)시-も主体を高める語尾なので、自分の行為には付けません。
-자마자に時制は付きますか。-은 후에とはどう違いますか。
-자마자は、過去の出来事でも時制を表す語尾を挟まず、動詞の語幹に直接付けます。도착하자마자 잤어요は「着くとすぐに寝ました」です。
最初の動作の直後に、次の動作が起こることを表します。-은 후에は単に「〜した後で」という順序を示し、すぐに続くとは限りません。
밥을 먹은 후에 산책했어요は「食事をした後で散歩しました」で、間が空いていても使えます。「その直後」を伝えるなら-자마자、単に「後で」なら-은 후에を使います。