韓国語で理由を説明:-는 사이에・-는 탓에・-는 통에
-는 사이에(잠깐 한눈판 사이에 일이 벌어졌어요)、-는 탓에(비가 온 탓에 길이 미끄러웠어요)、-는 통에(아이가 우는 통에 정신이 없었어요)で、出来事の経緯・悪い原因・混乱を伝える表現を学びます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語でトラブルの事情を説明するときは、起きた時と原因を分けて伝えます。-는 사이에は、ある間に起きたことを示します(잠깐 한눈판 사이에 일이 벌어졌어요 — 少し目を離した間に事が起きました)。-는 탓에は、よくない結果の原因を指摘します(비가 온 탓에 길이 미끄러웠어요 — 雨が降ったせいで道が滑りやすかったです)。-는 통에は、混乱して落ち着かない状況を伝えます(아이가 우는 통에 정신이 없었어요 — 子どもが泣いていて落ち着きませんでした)。
事情を説明したり、「自分のせいではなくて…」と言い訳したりするときに使える3つの表現です。原因がよい結果につながった場合には、덕분에で「おかげで」と伝えます。
出来事と事故を扱う第4章で、今回はその後の事情説明や言い訳を学びます。
前の課では思わぬ原因を示す-는 바람에を学びました。今回は、時間を示す表現と、原因に対する気持ちの違いを表す表現を加えます。まずは、事情を説明するときに役立つ単語から始めます。
事情説明と原因に関する10の単語
「実はこういうことがあって…」と話すときに使える言葉です。
〜している間に — -는 사이에
ある動作や状態の間に別の出来事が起きたことを示すには、動詞の語幹に**-는 사이에**を付けます。動作を完了したものとして捉える場合は、-(으)ㄴ 사이에も使います。この課では、短い間に望ましくないことが起きた例を見ていきます。
잠깐 한눈판 사이에 일이 벌어졌어요 = 少し目を離した間に事が起きました 제가 자는 사이에 누가 전화했어요 = 私が寝ている間に誰かから電話がありました 잠깐 자리를 비우는 사이에 짐이 없어졌어요 = 少し席を外した間に荷物がなくなりました 제가 없는 사이에 무슨 일 있었어요? = 私がいない間に何かありましたか?
한눈판 사이에は過去連体形、자는 사이에は現在連体形です。どちらも使えますが、前者はよそ見をした時間を振り返って捉え、後者は寝ている間に別の出来事が起きたことを示します。
時間の範囲を中立的に示す-는 동안에に対し、-는 사이에はその間に生じた別の出来事に注目します。「少し目を離した間に…」という説明に適していますが、短時間や不都合な出来事だけに使う表現ではありません。
〜のせいで — -는 탓에
よくない結果の原因や責任を示すには、-(으)ㄴ/는 탓에を使います。日本語の「〜のせいで」に近く、結果を好ましくないものとして捉える表現です。
비가 온 탓에 길이 미끄러웠어요 = 雨が降ったせいで、道が滑りやすかったです 늦게 잔 탓에 못 일어났어요 = 遅く寝たせいで、起きられませんでした 길이 막힌 탓에 약속에 늦었어요 = 道が混んだせいで、約束の時間に遅れました 날씨가 추운 탓에 감기에 걸렸어요 = 寒さのせいで、風邪をひきました
完了した動作が原因なら-(으)ㄴ 탓에(온 탓에)、続いている動作が原因なら-는 탓에(오는 탓에)です。形容詞には現在連体形の-(으)ㄴを使います(추운 탓에)。
名詞に続ける形もあります。날씨 탓에は「天気のせいで」、제 탓이에요は「私のせいです」です。
反対に、よい結果につながった原因には、-는 덕분에で「〜のおかげで」と言います。도와준 덕분에 끝냈어요は「手伝ってくれたおかげで終わりました」です。
混乱のために — -는 통에
騒がしく、落ち着かない状況が原因になったことを示すには、-는 통에を使います。単に理由を伝えるだけでなく、その場の慌ただしさも描きます。
아이가 우는 통에 정신이 하나도 없었어요 = 子どもが泣いていて、まったく落ち着きませんでした 사람들이 밀려드는 통에 넘어질 뻔했어요 = 人が押し寄せてきて、転びそうになりました 옆에서 떠드는 통에 집중을 못 했어요 = 隣が騒がしくて、集中できませんでした 갑자기 비가 쏟아지는 통에 다 젖었어요 = 急な土砂降りで、びしょぬれになりました
「周囲が慌ただしく、そのせいで支障が出た」という気持ちを伝えます。정신없다(慌ただしい、落ち着かない)ともよく一緒に使います。
原因を表す4つの表現を比べてみます。
-는 탓에 = 何のせいでそうなったかを示します:늦게 잔 탓에 못 일어났어요 = 遅く寝たせいで、起きられませんでした -는 바람에 = 思わぬ原因を示します:버스를 놓치는 바람에 지각했어요 = バスに乗り遅れたせいで遅刻しました -는 통에 = 混乱や騒がしさを示します:아이가 우는 통에 정신없었어요 = 子どもが泣いていて落ち着きませんでした -는 덕분에 = よい結果につながった原因を示します:도와준 덕분에 끝냈어요 = 手伝ってくれたおかげで終わりました
-는 바람에は事故の経緯を話す課でも復習できます。ここでは最初の3つが困った結果や混乱の原因を示し、덕분에が「おかげで」という前向きな捉え方を表しています。
友達に事情を説明する会話
遅刻の理由を次々に話す場面です。いつ起きたか、何のせいで起きたか、どのように混乱していたかをそれぞれ表しています。
온 탓에は何のせいでそうなったか、밀려드는 통에は混乱、한눈판 사이에は財布を落としたのがいつだったかを示しています。3つの言い訳で、それぞれ異なる点を伝えています。最後の변명은 됐고は「言い訳はもういいから」という意味です。
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Q 1 / 5よくある質問
-는 사이에と-는 동안에は、どう違いますか。
-는 동안에は「〜している間に」と、ある時間の範囲を中立的に示します。제가 자는 동안에 비가 왔어요は「私が寝ている間に雨が降りました」です。
-는 사이에は、その間に別の出来事が起きた点に注目します。잠깐 한눈판 사이에 지갑을 잃어버렸어요は「少し目を離した間に財布をなくしました」です。
この課では、短い隙に望ましくないことが起きた例を扱いますが、文型そのものは短時間や悪い出来事に限りません。동안에は時間の範囲、사이에はその間に起きた別の出来事に意識を向ける、と捉えると使い分けやすくなります。
「少し目を離した間に…」と事情を説明する場合には사이에がよく合います。
-는 탓에・-는 바람에・-는 통에は、どう違いますか。
この課では、3つともよくない結果の原因を伝えますが、強調する点が異なります。-는 탓에は、何のせいでそうなったかを示します。
늦게 잔 탓에 못 일어났어요は「遅く寝たせいで起きられませんでした」です。前の課の-는 바람에は、思いがけなさを加えます。
버스를 놓치는 바람에 지각했어요は「バスに乗り遅れたせいで遅刻しました」です。-는 통에は、騒がしく混乱した状況を表します。
사람들이 밀려드는 통에 넘어졌어요は「人が押し寄せてきて転びました」です。탓에は責任の所在、바람에は思わぬ原因、통에は混乱が中心です。
よい結果の原因を「〜のおかげで」と伝えるには덕분에を使います。
-는 탓에は、過去の動作や形容詞に付くと形が変わりますか。
はい。現在の動作には-는 탓에を使います(비가 오는 탓에)。
完了した動作が原因なら、過去連体形の-(으)ㄴ 탓에です(비가 온 탓에=雨が降ったせいで)。形容詞には現在連体形の-(으)ㄴ 탓에を使い、이다は名詞に続く連体形にします。
날씨가 추운 탓에は「天気が寒いせいで」、초보인 탓에は「初心者なので」という意味です。탓は名詞で、その前に別の名詞を置く「명사 + 탓에」という形も使えます。
날씨 탓에は「天気のせいで」、제 탓이에요は「私のせいです」です。どれも、よくない結果の原因や責任を示します。