韓国語の面接表現:-으로서・-을 따름이다・-(으)며の使い方
面接で使う-으로서・-을 따름이다・-(으)며を学びます。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語の面接では、改まった文体で自分の考えを伝えます。-(으)로서は、지원자로서 최선을 다하겠습니다(応募者として最善を尽くします)のように立場を示します。-을 따름이다は、뽑아 주신다면 감사할 따름입니다(選んでいただけるなら、ただ感謝するばかりです)のように控えめな気持ちを表せます。-(으)며は、성실하며 책임감이 강합니다(誠実で、責任感が強いです)のように長所を文章らしく並べます。
4級の第7章からは、改まった場面の韓国語を学びます。
第7章のテーマは、場面に応じた文体の使い分けです。面接、発表、論述で使う、整った丁寧な表現を扱います。
第6章のパンマル(韓国語のタメ口)と実際の会話から、ここでは改まった話し方に切り替えます。
面接では、自分がどのような立場で話しているかを示す表現が役立ちます。まずは面接で使う語彙から始めます。
面接で使う12語
「면접」は面接、「자기소개서」は自己紹介書です。書類の準備から最後の挨拶まで、次の語彙を使います。
立場を示す「~として」— -(으)로서
役割や立場を示す「~として」は、名詞に**-(으)로서**を付けて表します。面接では、応募者や社会人など、どの立場から話しているかを示すのに使います。
지원자로서 최선을 다하겠습니다 = 応募者として最善を尽くします 사회인으로서 책임감을 가지고 있습니다 = 社会人として責任感を持っています 팀의 리더로서 갈등을 조율했습니다 = チームのリーダーとして意見の対立を調整しました 한 사람의 직업인으로서 자부심을 느낍니다 = 一人の職業人として誇りを感じます
母音で終わる名詞には로서を付け、지원자로서とします。ㄹ以外のパッチムで終わる名詞には으로서を付け、사회인으로서とします。ㄹパッチムの名詞には、母音で終わる名詞と同じく로서を付けます。처럼は「~のように」という比較ですが、로서は実際の役割や立場を表します。
「ただ~するばかりです」— -을 따름이다
控えめな気持ちを改まった形で伝えるときは、-(으)ㄹ 따름이다を使えます。「ただ~するばかりです」という意味で、面接で褒められたときや感謝を述べるときに役立ちます。
최선을 다할 따름입니다 = ただ最善を尽くすばかりです 뽑아 주신다면 감사할 따름입니다 = 選んでいただけるなら、ただ感謝するばかりです 맡은 일을 해낼 따름입니다 = ただ任された仕事をやり遂げるだけです 부족한 점은 배워 나갈 따름입니다 = 至らない点は、学びながら補っていくばかりです
「ただ~するだけです」を表す-을 뿐이다よりも改まった表現です。日常会話なら제 일을 했을 뿐이에요(自分の仕事をしただけです)と言いますが、面接やスピーチで控えめな姿勢を示す場面では따름입니다が合います。
改まった文章で事柄を並べる-(으)며
特徴や事実を改まった文章で並べるときは、-(으)며を使います。「자기소개서」という自己紹介書でよく使うつなぎ方で、会話でも使う-고より書き言葉らしい響きになります。
저는 성실하며 책임감이 강합니다 = 私は誠実で、責任感が強いです 경영을 전공했으며 인턴 경험이 있습니다 = 経営学を専攻し、インターンの経験があります 꼼꼼하며 끈기가 있는 편입니다 = 几帳面で、粘り強いほうです 맡은 일에 집중하며 결과로 보여 드리겠습니다 = 任された仕事に集中し、結果でお示しします
語幹に付けると、강하다 → 강하며、있다 → 있으며となります。ㄹ以外のパッチムで終わる語幹には으며、パッチムのない語幹とㄹ語幹には며を付けます。-(으)며は「~しながら」という動作の同時進行も表します。음악을 들으며 공부합니다は「音楽を聴きながら勉強します」で、-(으)면서と共通する用法です。
-(으)로서と-(으)로써の違い
1文字違いですが、表す内容は異なります。面接ではどちらも使います。-(으)로서は「~として」という立場、-(으)로써は「~によって」という手段です。
지원자로서は「応募者として」、노력으로써は「努力によって」です。「~という立場で」なら로서、「~を手段に」なら로써と考えると区別できます。
로써は次の発表の課で詳しく練習します。
模擬面接
この課の表現を使った短い面接のやり取りです。文体を改まった形にそろえています。
전공했으며で経験を並べ、직업인으로서で立場を示し、따름입니다で控えめに締めくくっています。応募者は「합니다체」というハムニダ体にそろえ、落ち着いた受け答えをしています。面接官の最後の発言にはヘヨ体も使われています。
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Q 1 / 8よくある質問
-(으)로서と-(으)로써はどう違いますか。
形はよく似ていますが、役割が異なります。-(으)로서は「~として」という役割や立場を表します。
지원자로서 최선을 다하겠습니다(応募者として最善を尽くします)、부모로서(親として)、친구로서(友人として)のように使います。-(으)로써は「~によって・~を用いて」という手段や方法を表します。
대화로써 문제를 해결합니다(対話によって問題を解決します)、노력으로써(努力によって)がその例です。日本語の「~という立場で」に当たるなら로서、「~を手段に」に当たるなら로써と考えると区別しやすくなります。
面接では지원자로서、사회인으로서など、立場を示す로서をよく使います。로써は次の発表の課で詳しく練習します。
-을 뿐이다ではなく-을 따름이다を使うのは、どのようなときですか。
どちらも「ただ~するだけです」を表しますが、-을 따름이다はより改まった、書き言葉らしい表現です。面接やスピーチ、正式なお礼で、최선을 다할 따름입니다(ただ最善を尽くすばかりです)、감사할 따름입니다(ただ感謝するばかりです)のように使うと、控えめな気持ちを表せます。
-을 뿐이다は日常会話でも使い、저는 제 일을 했을 뿐이에요は「自分の仕事をしただけです」です。面接で感謝や謙虚な姿勢を示すなら、따름이다を使った따름입니다が合い、뿐이에요はより日常的な響きになります。
-(으)며は、事柄をつなぐ-고と同じですか。
どちらも事柄を並べられますが、-(으)며は書き言葉や改まった場面でよく使います。-고は会話にも文章にも使える中立的な形です。
会話の성실하고 책임감이 강해요(誠実で、責任感が強いです)は、「자기소개서」という自己紹介書では성실하며 책임감이 강합니다のように表せます。また、-(으)며は動作の同時進行も表します。
음악을 들으며 공부해요は「音楽を聴きながら勉強します」で、この用法は-(으)면서でも学びます。自己紹介書や報告書では-(으)며、日常会話で単に事柄を並べるなら-고が自然です。
語幹への接続は、강하다 → 강하며、있다 → 있으며となります。