韓国語の社会変化の表現:-는 줄 알다・(이)면・-(으)려야
社会の変化を語る3つの文法を学びます。
公開日:
執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
韓国語で社会の変化を話すときは、3つの表現が役立ちます。-는 줄 알다/모르다は、そう思っていたことや知らなかったことを表します。세상이 이렇게 변할 줄 몰랐어요は「世の中がこんなに変わるとは思いませんでした」です。(이)면は前提や繰り返す時期を示します。주말이면 사람이 많아요は「週末になると人が多いです」です。-(으)려야 -(으)ㄹ 수 없다は、どうしても止められない変化などを表します。막으려야 막을 수 없어요は「止めようにも止められません」です。
高齢化、世帯の小規模化、出生数の減少など、急速に進む韓国社会の変化を、この3つの表現で説明できます。
前の教育問題のレッスンに続き、学校から社会全体へと話題を広げます。
世帯や世代の話では、以前に学んだ家族に関する語彙も使います。
まず、「世の中がどう変わったか」を話すための単語を見ていきます。
社会の変化を表す12の単語
人口や世代、社会の変化について話すための語彙です。변화(変化)、고령화(高齢化)、인구(人口)、결혼(結婚)、세대(世代)、적응하다(適応する)のように、多くは日本語と同じ漢字を使う漢字語です。저출산は漢字で「低出産」と書き、日本語の「少子化」にあたります。추세(趨勢)は「流れ・傾向」の意味で使います。
〜とは思いませんでした — -는 줄 알다/모르다
そう思っていたことや、知らなかったことを述べるときは、-는 줄 알다/모르다を使います。予想と現実の違いを伝える場面でよく使われます。動詞の現在は-는 줄、形容詞の現在や動詞の過去・完了は-(으)ㄴ 줄、未来についての予想は-(으)ㄹ 줄を使います。
세상이 이렇게 변할 줄 몰랐어요 = 世の中がこんなに変わるとは思いませんでした 저는 그게 쉬운 줄 알았어요 = 私はそれが簡単だと思っていました(実際は違いました) 벌써 끝난 줄 알았어요 = もう終わったと思っていました 사람들이 다 결혼하는 줄 알았어요 = 誰もが結婚するものだと思っていました 인구가 줄 줄 몰랐어요 = 人口が減るとは思いませんでした
알다は「知る」、모르다は「知らない」が基本の意味です。この構文では、過去形にして「そう思っていました」「知りませんでした」と述べ、現実が予想とは違ったことを伝える場合がよくあります。
변할 줄 몰랐어요は、変化を予想していなかったことを表します。社会の変わり方を見て驚いたときに使える表現です。
〜になると・〜なら — (이)면
名詞に**(이)면**を付けると、前提となる条件や、繰り返す時期を表せます。パッチムがあれば이면、なければ면を付けます。「〜になると」「〜なら」と訳せることが多い表現です。
주말이면 사람이 많아요 = 週末になると、人が多いです 방학이면 여행을 가요 = 休暇になると、旅行に行きます 10년이면 강산도 변한다 = 10年たてば山河も変わる、ということわざです 밤이면 거리가 조용해져요 = 夜になると、通りが静かになります 명절이면 온 가족이 모여요 = 名節(旧正月や秋夕などの伝統的な祝日)になると、家族全員が集まります
-(으)면と同じように条件を表しますが、こちらは名詞に付きます。繰り返す状況を表すこともよくあります。10년이면 강산도 변한다(10年たてば山河も変わる)は、時とともにすべてが変わることを表す有名なことわざで、日本語の「十年一昔」に近い感覚です。このレッスンの話題にも合います。
〜しようにもできない — -(으)려야 -(으)ㄹ 수 없다
いくら努力してもできないことを述べるときは、-(으)려야 -(으)ㄹ 수 없다を使います。同じ動詞を2回使い、語幹+-(으)려야、語幹+-(으)ㄹ 수 없다と続けます。日本語の「〜しようにも〜できない」とほぼ同じ組み立てです。
그 사람을 잊으려야 잊을 수 없어요 = その人を忘れようにも忘れられません 이 변화는 막으려야 막을 수 없어요 = この変化は止めようにも止められません 화가 나서 참으려야 참을 수 없었어요 = 腹が立って、我慢しようにも我慢できませんでした 진실은 숨기려야 숨길 수 없어요 = 真実は隠そうにも隠せません 습관은 한 번에 끊으려야 끊을 수 없어요 = 習慣は一度にやめようにもやめられません
語幹が母音で終わる場合は으を入れず、가다 → 가려야 갈 수 없다となります。会話でも文章でも使い、大きな流れや抑えられない力を表すときにも使います。止めようのない社会の変化について話す場面に合う表現です。
韓国社会の今と昔を振り返る
3つの表現を組み合わせた短い文章です。
예전에는 대가족이 많았어요. 저는 그게 계속 그럴 줄 알았어요. 昔は大家族が多かったです。私は、それがずっと続くと思っていました。
그런데 요즘은 주말이면 혼자 밥 먹는 사람이 정말 많아요. 1인 가구가 늘 줄 몰랐어요. でも最近は、週末になると一人で食事をする人がとても多いです。単身世帯が増えるとは思いませんでした。
이런 흐름은 이제 막으려야 막을 수 없는 변화예요. こうした流れは、もう止めようにも止められない変化です。
그럴 줄 알았어요 / 늘 줄 몰랐어요は予想と現実の違いを示し、주말이면は繰り返す場面を設定します。막으려야 막을 수 없는は、止められない流れを表しています。
友人同士で時代の変化について話す
同窓会を話題にした、友人同士の会話です。3つの表現がパンマル(韓国語のタメ口)で使われています。
결혼한 줄 알았는데 / 변할 줄 몰랐어は予想と現実の違いを示します。주말이면と10년이면は前提を設定し、막으려야 막을 수 없는は止められない変化を表します。8つの発言を通して、社会の変化について感想を交わしています。
⚡ 2分チェック
Q 1 / 8よくある質問
-는 줄 알다/모르다は、どう活用し、何を表しますか。
-는 줄 알다/모르다は、そう思っていたことや、知らなかったことを表します。実際は予想と違った、という場面にもよく使います。
品詞と時制に合わせて形を選びます。動詞の現在には-는 줄を使い、가는 줄 알았어요は「行くと思っていました」です。
形容詞の現在や動詞の過去・完了には-(으)ㄴ 줄を使います。쉬운 줄 알았어요は「簡単だと思っていました」、끝난 줄 알았어요は「終わったと思っていました」です。
未来や予想には-(으)ㄹ 줄を使い、변할 줄 몰랐어요は「変わるとは思いませんでした」です。알다は「知る」、모르다は「知らない」が基本の意味で、この構文の過去形では「そう思っていた」「知らなかった」と訳せます。
세상이 이렇게 변할 줄 몰랐어요のように、社会の変化への驚きも表せます。
(이)면と-(으)면はどう違いますか。
どちらも条件を表し、付く語の種類が違います。-(으)면は動詞・形容詞の語幹に付き、시간이 있으면は「時間があれば」です。
(이)면は名詞に付き、주말이면は「週末なら/週末になると」、학생이면は「学生なら」です。名詞に付く(이)면は、繰り返す時期も表せます。
주말이면 사람이 많아요は「週末になると人が多いです」、방학이면 여행을 가요は「休暇になると旅行に行きます」です。前提となる条件にも使い、10년이면 강산도 변한다は「10年たてば山河も変わる」です。
-(으)면と同じ条件の考え方を、名詞に当てはめています。
-(으)려야 -(으)ㄹ 수 없다は、どう作り、何を表しますか。
「〜しようにもできない」と、努力や意志だけではどうにもならないことを表します。同じ動詞の語幹に、まず-(으)려야、次に-(으)ㄹ 수 없다を付けます。
잊다 → 잊으려야 잊을 수 없다は「忘れようにも忘れられない」、막다 → 막으려야 막을 수 없다は「止めようにも止められない」、참다 → 참으려야 참을 수 없다は「我慢しようにも我慢できない」です。語幹が母音で終わると으を入れず、가다 → 가려야 갈 수 없다となります。
会話でも文章でも使い、大きな流れや抑えられない力を述べるときにも使います。止められない社会の変化について話す場面にも合います。