韓国語6級の総復習:56の文法とTOPIK IIミニテスト
全24課で学んだ6級の文法56項目を振り返り、1〜6級のコースを締めくくります。
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執筆 Alvin Lim 韓国語教員2級(韓国国家資格)
この課で、全6章・24課からなる6級を修了します。専門分野の文章から文学の原文読解まで、上級の文法56項目を学びました。ここまでの学習、お疲れさまでした。
これで、全152の本課・約240の文法項目を扱う1〜6級のコースも終了です。 このページでは、各章の振り返り、10項目の自己評価、修了を喜ぶ会話、韓国語能力試験(TOPIK)IIを意識したミニテストで、学んだ内容を整理します。
前の課では、時代劇の王や年配者の古風な言葉を聞き取る練習をしました。ここでは6級全体を振り返ります。事実を説明するだけでなく、複雑な文章を読み、韓国語で論じるために、どのような表現を身に付けたかを確かめます。
6級の内容を章ごとに振り返る
第1章・専門分野の文章(第1〜4課)
| 課 | 主な表現 |
|---|---|
| 第1課・科学の文章 | -되, -이라야, -성/-화/-론 |
| 第2課・心理学の文章 | -을라치면, -노라면, -기 일쑤이다 |
| 第3課・経済の文章 | 마는, 이라면, -느니만큼 |
| 第4課・法律の韓国語 | -은들, 는 마당에 |
第2章・討論と論証(第5〜8課)
| 課 | 主な表現 |
|---|---|
| 第5課・討論での問題提起 | -건대, -는가 |
| 第6課・反論する表現 | -건만, -기로서니, -으련마는 |
| 第7課・ジレンマを表す文法 | -자니, -을 바에, -을망정 |
| 第8課・説得と意図 | -는다고, -자면 |
第3章・文学を原文で読む(第9〜12課)
| 課 | 主な表現 |
|---|---|
| 第9課・金素月と尹東柱の詩 | -으리라, -으리오, -디 |
| 第10課・小説のハゲ体 | -게, -네, -나(読んで理解する形) |
| 第11課・小説のハオ体 | -으오, -소, -구려(読んで理解する形) |
| 第12課・民謡と昔話 | 을랑, -거들랑, -으려도 |
第4章・慣用表現と四字熟語II(第13〜16課)
| 課 | 主な表現 |
|---|---|
| 第13課・上級の慣用表現II | -기 짝이 없다, -어 치우다, 이라고는 |
| 第14課・風刺を含むことわざ | 깨나, 이라고2 |
| 第15課・四字熟語II | -라(格言での用法) |
| 第16課・ニュースの慣用表現 | -으래서야 |
第5章・ニュースと文体の使い分け(第17〜20課)
| 課 | 主な表現 |
|---|---|
| 第17課・見出しの文法 | -으리라는, -는다는 |
| 第18課・社説の文体 | -는다던가, -으리라고, -자면 |
| 第19課・過去を振り返る疑問表現 | -던, -던가 |
| 第20課・話し方の丁寧さ | -거들랑、相手や場面に合う話し方 |
第6章・韓国社会と総まとめ(第21〜24課)
| 課 | 主な表現 |
|---|---|
| 第21課・漢江の奇跡 | 를 막론하고 |
| 第22課・民主化への道 | -는 한이 있어도 |
| 第23課・時代劇の話し方 | -는구먼, -그려(聞いて理解する形) |
| 第24課・この復習課 | 全56の文法項目を学習済み |
中心となる文法をまとめて確認
6級では、文体の違いと読解が大きな柱になりました。自分で使う表現と、読んで理解する表現を整理します。
검증된 결과라야 인정되되, 해석은 신중해야 한다 = 検証された結果であってこそ認められるが、解釈には慎重でなければならない(-이라야·-되) 묻건대, 올리자니 물가요 내리자니 경기라 = 問いたい。上げようとすれば物価が、下げようとすれば景気が問題になる(-건대·-자니)
어찌 잊으리오 / 여보게, 가게 / 어디 가시오 / 좋구먼그려 = 詩や古風な話し方の表現で、自分で使うよりも読んで理解する対象です。 그 사람도 간다(문어체) ↔ 가요(해요체) ↔ 갑니다(하십시오체) = 同じ内容の平叙文を、書き言葉、ヘヨ体、ハムニダ体で並べ、文体の段階を比べます。
부끄럽기 짝이 없는 실수를 저지르고도 반성이라고는 없다 = この上なく恥ずかしい失敗をしておきながら、反省の気持ちはまったくない(-기 짝이 없다·이라고는) 지위 고하를 막론하고, 감옥에 가는 한이 있어도 뜻을 굽히지 않는다 = 地位の高低を問わず、投獄されることになっても意志を曲げない(를 막론하고·-는 한이 있어도)
10項目で理解度を確かめる
今の理解度に合わせて答えます。まだ難しい項目は、併記した課に戻って復習します。まずは20分ほど取り組んで、どこで迷うかを見つけます。
- 科学分野の改まった文章が読めますか:검증된 결과라야 인정된다, 객관성·재현성(第1課)
- 問題を提起し、反論できますか:묻건대 무엇이 공정한가, 아무리 급하기로서니(第5〜6課)
- ジレンマを表現できますか:올리자니 물가, 내리자니 경기(第7課)
- 詩の表現を読み取れますか:잊으리라, 어찌 잊으리오, 크디큰(第9課)
- ハゲ体(하게체)とハオ体(하오체)を見分けられますか:여보게/가게, 가시오/좋소(第10〜11課)
- 上級の慣用表現を組み合わせられますか:부끄럽기 짝이 없다, 일을 해치웠다, 인정이라고는 없다(第13課)
- 四字熟語やニュースの解説が読めますか:새옹지마라, 설상가상(第15〜16課)
- 見出しの意味を捉え、社説が読めますか:오르리라는 전망, 결론을 말하자면(第17〜18課)
- 文の語尾から、文体や丁寧さを見分けられますか(第20課)
- 韓国の現代史についての文章が読めますか:지위 고하를 막론하고, 감옥에 가는 한이 있어도(第21〜22課)
8項目以上できれば、このコースの6級の内容が定着してきた目安です。5〜7項目なら、迷った章を今週中に読み返します。この自己評価は、試験の級を認定するものではありません。
5項目未満なら、第1章と第5章から復習します。専門分野の文章と文体の理解が、他の内容を支えるためです。
TOPIK IIミニテスト
このページのクイズは、TOPIK IIに向けた準備として使えます。強調する慣用表現、를 막론하고、困難を覚悟する-는 한이 있어도、書き言葉の判別、古風な話し方の理解を1問ずつ扱います。表現を選ぶ問題と読み取る問題を組み合わせてあり、6級で学んだ知識を使って解けます。
無理なく解ければ、6級を目指す学習の手応えになります。ただし、5問だけで実際の試験の到達度を判定することはできません。
次は実際の社説と短編小説を原文で読み、作文54番(문항 54・600〜700字)を、書き言葉(문어체)で最後まで書いてみます。
修了を喜ぶ会話
強調の-기 짝이 없다、古風な表現の聞き取り、困難を覚悟する-는 한이 있어도、そして를 막론하고が、会話の中に登場しました。学んだ表現が実際のやり取りで分かるようになることが、一つの成果です。
1〜6級で積み重ねたこと
1級ではハングル(한글)と生活の基本表現、2級では日常の出来事をつなぐ表現、3級では仕事や社会生活のための中級表現を学びました。4級では抽象的な議論と伝聞、5級では細かなニュアンスと文体、6級では専門分野の文章、文学、文体を見分ける力へと学習を進めました。
これで、国際通用韓国語標準教育課程(국제 통용 한국어 표준 교육과정)を踏まえた本コースの全段階が終了です。学習項目を一通り終えた後は、実際に使いながら理解と表現の幅を広げていきます。
レベルテストで定着度を確かめ、復習にはレッスン一覧を使います。日々の読書や会話、文章を書く時間に、韓国語を取り入れていきましょう。
⚡ 2分チェック
Q 1 / 5よくある質問
6級でコースは終了ですか。修了すると何が身に付きますか。
はい。6級は本コースの最終段階で、韓国の国際通用韓国語標準教育課程(국제 통용 한국어 표준 교육과정)でも最上位の段階です。
本コースの6級では56の文法項目を扱い、1〜5級と合わせると、全152の本課で約240項目に触れたことになります。目標とするのは、韓国語能力試験(TOPIK)IIの6級を視野に入れた、科学・経済・法律などの専門的な文章の読解、筋道立てた討論への参加、文学の原文読解、見出しや社説の理解、文体の見分けです。
ハオ体(하오체)、ハゲ体(하게체)、-으리라などは、自分で使うよりも読んで理解する表現として学びました。ただし、受講を終えただけで試験の6級や母語話者並みの運用力が保証されるわけではありません。
日常生活に必要な韓国語から、読み、考え、論じるための韓国語へと学習の範囲が広がります。
6級では、どのような力を伸ばしましたか。
大きく5つあります。第一に、専門分野の文章を読む力です。
改まった接続表現の-되・-이라야や、学術的な接尾辞の-성/-화/-론を学びました。第二に、討論で論を組み立てる力です。
-건대・-는가で問題を提起し、-기로서니・-건만で譲歩しながら反論し、-자니・-을망정で難しい選択を表しました。第三に、著作権の保護期間を終えた詩や小説を原文で読む力です。
-으리라・-으리오、ハゲ体・ハオ体(하게체/하오체)を読み取りました。第四に、上級の慣用表現と四字熟語です。
-기 짝이 없다・-어 치우다・이라고는に加え、四字熟語(사자성어)とその由来を学びました。第五に、ニュースと文体の理解です。
見出しの-으리라는・-는다는、社説の表現、過去を振り返る-던가、格式のある敬語(하십시오체)からパンマル(반말)までの話し方を整理し、韓国の経済成長と民主化の文章も読みました。
1〜6級を終えた後は、何をすればよいですか。
復習と実践を組み合わせます。レベルテストで定着度を確かめたら、新聞の社説や短編小説を原文で読み、時代劇で古風な語尾を聞き取ってみます。
また、TOPIK IIの作文54番(문항 54・600〜700字)を、書き言葉(문어체)で最後まで書く練習も有効です。-는가で問題を提起し、-기 마련이다・-느니で論を進め、-기 짝이 없다で強調するなど、内容に合う表現を選びます。
語彙パックと単語辞典も繰り返し使って語彙を広げます。さらに、聞き取り・読解・作文を含む模擬試験を、少なくとも一度は時間を測って解いてみます。
作文の53〜54番だけでなく、試験全体の練習も大切です。コース修了後は、韓国語で読む、見る、書く機会を増やして運用力を伸ばします。